このページではインデックス投資の始め方を順番に解説します。
初めての投資・資産運用はとても不安だと思います。
しかし、はじめの一歩を踏み出さないとインデックス投資はできません。
「インデックス投資をやりたいけど、何から始めればいいかわからない」
投資初心者はわからないことばかりで、不安になったり嫌になったりしますが、あきらめたらそこで試合終了です。
初心者にわかりやすく、絶対に失敗しない手順を紹介しているので、インデックス投資を始めようと思っている方はぜひご覧ください。
【はじめに】インデックス投資の本を1冊は読む
インデックス投資のいちばん最初のステップはインデックス投資の本を1冊は読むことです。
投資初心者の方はインデックス投資の本を絶対に読んでください。
なぜかというと、本のわかりやすさ・知識量・説得力はネット情報より優れているから。
本は著者、編集者、専門家が協力して作ったものなので、ネット情報と比べ物にならないほどの完成度です。
投資は自己責任だからこそ、ある程度の知識をつけてからインデックス投資を始めるべきだと思います。
私のおすすめは「お金は寝かせて増やしなさい/水瀬ケンイチ」です。
インデックス投資ついて初心者にもわかりやすく書かれています。
インデックス投資の前に貯金を確保する
インデックス投資を始める前にある程度の貯金を確保しましょう。
なぜなら、投資で資産がマイナスになったとき、あなたの家族や子供の生活を守るお金が必要だからです。
インデックス投資で資産がゼロになることはないでしょうが、リーマンショック級の大暴落では資産が半分になります。
資産が半分になったとき、あなたは家族の生活を冷静に守れますか?
生活を守ってくれる貯金があると、投資家としても、社会人としても、家族の一員としても、安心して行動することができます。
個人的には、投資資金とは別に「生活費1年分の貯金」を確保するべきだと思います。
投資にリスクはつきものですし、リストラや災害など何があるかわからないので、生活費の3か月分・半年分では頼りないでしょう。
ちなみに、私は投資資金とは別に300万円を確保しています。
貯金300万円があるからこそ、インデックス投資を安心して続けることができるのです。
インデックス投資の目的と目標金額を決める
インデックス投資をぼんやりと始めるのではなく、しっかりとした目的と目標金額を決めてから始めることが大切です。
インデックス投資の目的と目標を決めることで、少々の暴落があっても強い意志をもって投資を続けることができます。
また、目的や目標にむかって努力することは楽しいはず。
目標に少しずつ近づいていくとワクワクしますし、目標を達成できたときの達成感はお金で買うことができません。
どうせするなら目的と目標にもって、インデックス投資をやりましょう。
ネット証券で口座を開設する
インデックス投資をするために証券口座は必要不可欠です。
初めての証券口座の開設は不安だと思いますが、無料で開設できるのでサクッとつくってしまいましょう。
証券口座はネット証券にするべきです。
ネット証券のメリットは以下のとおり。
- 株式売買手数料が安い
- パソコンやスマホで取引できる
私もネット証券で資産運用を始めましたし、投資初心者はネット証券を選んで間違いないです。
私のおすすめはSBI証券と楽天証券です。
【SBI証券と楽天証券がおすすめな理由】
- ネット銀行との連携がある(SBI証券は住信SBIネット銀行、楽天証券は楽天銀行)
- ポイントサービスがある(SBIポイント、楽天ポイント)
- 必要最低限の低コスト投資信託・インデックスファンドがそろっている
SBI証券と楽天証券のどちらを選んでも間違いありませんし、両方の証券口座を開設してもいいでしょう。
【最重要】インデックス投資の資産割合を考える
インデックス投資をするうえで「どのように資産を配分して投資するかの選択(資産割合)」は最重要です。
なぜかというと、資産割合でインデックス投資の成績がほぼ決まってしまうから。
どの資産クラスに投資をするのか(国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、不動産REIT)
どの国・地域に投資をするのか(先進国、アメリカ、日本、ヨーロッパ、太平洋諸国、新興国)
インデックス投資の資産割合はしっかりと考えましょう。
ちなみに、私は世界分散投資を意識して、インデックス投資の資産割合を決定しました。
私は先進国株式、新興国株式のインデックスファンドに投資しています。
実際に投資をしてみて、投資初心者ほど分散投資を意識することが大切だと感じました。
分散投資はリスクを低減してくれる効果があるので、投資初心者の不安を和らげてくれるはず。
低コストのインデックスファンドを選択する
インデックス投資はインデックスファンドを利用すると、手間がかからず資産運用することができます。
そして、インデックスファンドは運用コストの低いものを絶対に選びましょう。
1万円の利益を上げても、運用コストが1万円だとトータルの利益は0円になるので、運用コストは低ければ低いほどいいのです。
インデックスファンドの主な運用コストには購入手数料と信託報酬(維持手数料)があります。
そのため、ノーロード(購入手数料が無料)で信託報酬が低いインデックスファンドを選んでください。
資産運用において長いお付き合いとなるので、低コストのインデックスファンドを絶対に選びましょう。
長期投資のメリットを頭にたたき込む
インデックス投資の心構えとして「長期投資」は必要不可欠です。
なぜ長期投資が必要不可欠かというと、資産が効率的に増えて、なおかつ損をする確率を下げることができるからです。
インデックス投資は長期間続けることで力を発揮するので、短期間でやめてしまっては意味がありません。
インデックス投資の資産運用は20~30年のスパンで考えましょう。
コツコツと積立投資を続ける
インデックス投資の最終仕上げは積立投資によるほったらかしです。
インデックスファンドの積立投資なら100円からでも可能なので、一般家庭でも手軽に始めることができます。
また、積み立てるシステムは投資を自動化してくれるので、本当に手間をかけずに続けられます。
忙しいサラリーマンこそ、積立投資でほったらかして資産運用するべきです。
ここまでのステップをしっかりとしていれば、あとはコツコツと積立投資を続けるだけで、勝手に資産がつくられていくはず。
まとめ
インデックス投資は始めるまでに手間がかかりますが、始めてしまえば「ほったらかし資産運用」が可能です。
ただ、なかには投資知識が不十分なため、暴落時にインデックス投資を中止してしまう投資家がいます。
インデックス投資で資産を築くためには景気が悪いときこそ、根気よく投資を続けなければいけません。
暴落相場から自分を守るために投資の知識をつけておくことが大切です。
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