このページではテニス部が日焼けしない方法を紹介します。
私は中学と高校でテニス部に所属していました。
元テニス部なのでテニスの日焼けのひどさは身にしみています。
夏になると全国のテニス部は真っ黒になりますし、テニスコートの太陽の照り返しは半端ではありません。
男女問わず、テニス部の日焼けは深刻な悩みです。
テニス部が日焼けを気をつけるべき理由と日焼けしない方法について、簡単にまとめているのでぜひご覧ください。
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テニス部の日焼けは半端ではない
私はテニス部に所属していましたが、夏になると真っ黒に日焼けしていました。
学生時代に覚えているのがテニス部だけ日焼けの質が違うことです。
テニス以外の屋外スポーツは小麦色の日焼けをして健康的だったのですが、テニス部は真っ黒に日焼けして心配されるほどでした。
テニスの日焼けが半端ではない理由は、他のスポーツと比べてテニスは紫外線を浴びる量が多いからです。
オーストラリアの研究によると、2020年東京五輪の屋外競技で、金メダルを取るまでに最も多く紫外線を浴びるのはテニス女子シングルスとのこと。
引用:一般社団法人共同通信社
①日中の試合時間が長い、②肌の露出が多い、③地面の照り返しが強いなどの要因がテニスの紫外線量を押し上げているそうです。
また、肌の露出がより多い女子テニスのほうが、男子テニスより多くの紫外線を浴びるとのことです。
元テニス部としてはテニス部の日焼けを見ていると、紫外線を浴びている量が半端ではないことは研究するまでもなくわかります。
【元テニス部が教える】日焼けしない方法
テニスをしていて日焼けを全くしないのは不可能ですが、日焼けを抑えるための対策は大切です。
日焼け対策をするかしないかで、練習後の肌ダメージが大きく変わります。
テニス部のなかには日焼け対策が格好悪いと思う人もいるでしょうが、肌への悪影響を考えたら我慢してでも日焼けしない方法を実践するべきです。
日焼け止めをこまめに塗る
日焼け止めを塗ることは日焼け対策の基本なので、テニス部は顔・耳・首・腕・脚に必ず塗りましょう。
日焼け止めを塗ることで①紫外線による炎症を軽減して、②肌が黒くなるのを抑制する効果が得られます。
「汗で落ちてしまうから日焼け止めは塗らない」と言う人がいますが、それでも日焼け止めは塗ったほうがいいです。
汗で日焼け止めが落ちるなら、練習や試合の空き時間を使って、こまめに塗りなおしましょう。
日焼け止めを選ぶときはSPF値とPA値が高い商品を選んでください。
簡単にいうと、SPF値が高いほど紫外線による炎症軽減してくれて、PA値が高いほど肌が黒くなるのを防いでくれます。
私はドラッグストアで売っているNIVEAの日焼け止めを使っています。
日焼け止めの目的は、日焼けを防ぐことなので、SPF値とPA値にこだわって選んでください。
肌の露出を減らす
テニスは肌の露出が多いスポーツですが、日焼けしないために肌を覆って紫外線を避けることが大切です。
私の学校の女子テニス部には夏でも長袖を着ている人がいましたし、露出を減らすのは最も効果的な日焼け対策です。
- ナイロン製・ポリエステル製の薄いパーカーをはおる
- 薄いインナーを着る
- 首にタオルを巻く
ユニクロのポケッタブルパーカーなど、ポリエステル製の薄いパーカーであれば夏でも着ることができます。
練習や試合の合間に薄いパーカーをはおることは日焼けをしない効果的な方法です。
ナイロン製パーカーであれば汗が染み込むこともないですし、乾きやすくて洗濯をするのも簡単なのでおすすめです。
また、薄いインナー(トップス・タイツ)を着て、肌の露出を減らすことができれば、テニス部の日焼けの悩みはかなり解消されるはずです。
ユニクロでは安価なインナーが売っているので、中学生や高校生でも簡単に手に入るはずです
帽子をかぶる
顔の日焼け対策として帽子をかぶることは効果的です。
私は中学テニス部のときは帽子をかぶっておらず、練習後は鼻の頭が真っ赤になって、顔全体は赤黒くなっていました。
しかし、帽子をかぶるようになると、顔の日焼けが大きく改善したのです。
帽子をかぶっても顔は日焼けするのですが、直射日光が避けられる分だけ肌の赤みがマシになりました。
「帽子をかぶると髪型が崩れる」と言って帽子を避ける人はいますが、日焼けをしないために我慢して帽子をかぶるべきです。
帽子のありなしが将来のしわ・しみを左右するかもしれません。
日陰をさがす
日陰の紫外線量は日向の50%と言われているので、日焼けしないために日陰をさがすことは大切です。
- 学校までの道のり
- 練習の休憩中
- 練習試合の空き時間
- テニスの試合観戦
テニスコートに立っている以外の時間はできるだけ日陰で過ごすようにしましょう。
ただ、日陰ばかりをあまりに意識しすぎると、態度が悪くみられるのでほどほどにするべきです。
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テニス部の日焼けは深刻なダメージになる
長時間にわたり紫外線を浴びることで、皮膚に炎症が起きて表皮細胞に異常をきたします。
日焼けによって表皮細胞が異常をきたすと、次第にしわ・しみ・たるみが作られていきます。
テニスで紫外線を過剰に浴び続けると、肌の老化が進むのは間違いないでしょう。
実験的に毛のないマウスの背中に紫外線照射を繰り返していくと、数か月で深いしわをつくり、組織的には日光性弾力繊維症と呼ばれる弾力繊維(しわ)の過形成が観察できる。
引用:スキンケア科学
また、そばかす・ほくろは紫外線量に比例して出現しやすくなります。
特に色白の人はメラニン色素が少ないので体内の紫外線防御が弱く、日焼けによる色素沈着が起こりやすいので要注意です。
紫外線のダメージを安易に考えていると、60~70歳代になったときの皮膚老化に悩まされることになります。
テニス部の日焼け対策
テニス部の日焼け対策として、日焼け後のスキンケアを忘れてはいけません。
日焼けした部分は炎症して弱くなっているので、優しく洗ってから十分に保湿してください。
スキンケアの基本は保湿です。
日焼けをした皮膚は水分量が少なくなっているので、化粧水・クリームで潤いをあげましょう。
個人的には日焼け後のケアはワセリンが良いと思っています。
白色ワセリンは余計な成分が入っておらず、肌をシンプルに保護してくれるので、日焼けの炎症を鎮めるには効果的です。
白色ワセリンは医療現場でも皮膚疾患に多く用いられているので身体に害はありません。
※ワセリンを買う場合は、チューブタイプのほうが使いやすくておすすめです。
白色ワセリンはベタつくので、顔に使用するのは抵抗がある人もいるでしょう。
日焼け後の保湿は化粧水・クリームでも問題はありません。
ただ、刺激成分や界面活性剤が多く含まれている化粧水・クリームはあまり良くないです。
使用して日焼けした部分が、ヒリヒリ痛んだり、炎症が悪化したりする場合は使用を中止してください。
私が使用している保湿クリームの紹介▼
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最も良い日焼け後のケアは「皮膚科を受診する」ことです。
日焼けくらいで皮膚科に行くのは恥ずかしいと思う必要はありません。
日焼けは軽度のやけど状態とも言えるので、病院を受診すれば日焼けケアについて適切なアドバイスがもらえると思います。
テニス部の中学生と高校生は日焼けに要注意
私は中学と高校をとおしてテニス部に所属していましたが、日焼け対策とスキンケアを怠っていたので肌がボロボロになりました。
日焼けで皮がめくれた上から日焼けをしていたので、今思えば肌のダメージは半端ではなかったと思います。
テニス部時代に日焼け対策をサボっていたことで、重度の肌荒れが出現して、肌が綺麗になるまでとても苦労しましたし、思い返すと後悔しかありません。
肌が強い人は日焼けが肌荒れにつながらないのですが、肌が弱い人が日焼けによって肌荒れが引き起こされます。
私は色白で敏感肌だったので、日焼けによってニキビ・しみが出現しました。
テニス部に入ったかぎり、日焼けをしないことは不可能ですが、日焼け対策とスキンケアをすることで肌ダメージを減らすことはできます。
「若いから大丈夫」と思うのではなく、「若いうちから気をつけよう」と思って、テニス部の人は日焼けしないように意識してほしいです。
まとめ
全国のテニス部は真っ黒に日焼けしていると思いますが、将来を考えたときに今から日焼けしないよう意識しておくべきです。
テニスは他のスポーツと比べても紫外線を浴びる時間が長く、重度な日焼けが引き起こされやすいのです。
- 日焼け止めをこまめに塗る
- 肌の露出を減らす
- 帽子をかぶる
- 日陰をさがす
テニス部が日焼けするのは仕方ないのですが、できる範囲での日焼け対策はするべきです。
今のお年寄りを見ていると男性と女性で肌の綺麗さが大きく違って、日焼け対策を怠った男性のほうが皮膚の衰えが目立ちます。
女性はスキンケアと日焼け対策をするので、年を重ねても綺麗な肌を保っています。
テニス部の人たちは練習・試合も大切ですが、将来の美肌のために日焼けしないことも考えてください。
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