このページでは私の治療体験をもとに鼻の毛穴のボコボコを治す方法を紹介します。
鼻の毛穴がボコボコしていると見た目が悪いうえ、顔の中心にある鼻の肌荒れは目立つから深刻です。
鼻の毛穴のボコボコは皮脂の詰まりが原因なのですが、適切な治療をすれば改善することができます。
鼻の毛穴汚れで悩んでいる方はぜひご覧ください。
鼻の毛穴のボコボコの原因
鼻の毛穴のボコボコは皮脂の詰まりが原因です。
- 皮脂の分泌が過剰になる(皮脂分泌亢進)
- 毛穴周りの細胞が固くなる(表皮細胞の角化亢進)
①と②が起こることによって毛穴に皮脂が詰まり、皮脂を栄養分とするアクネ菌が増殖してニキビを引き起こします。
つまり、鼻の毛穴のボコボコとニキビは密接に関係しているのです。
ちなみに、皮脂の分泌が増えるのは遺伝、ホルモンバランス、食生活、日頃のスキンケアなど、いろいろな要因があります。
鼻の毛穴のボコボコを治す方法
鼻の毛穴を改善するために私が実践したことは3つです。
- 皮膚科を受診
- ディフェリンゲルの塗布
- 適度な洗顔と保湿
上記3つを根気よく続けることで鼻の毛穴のボコボコが改善しました。
しかし、これはあくまで私の場合です。
塗り薬には副作用があるので、自分の判断で医薬品を使うことは絶対にやめてください。
鼻の毛穴のボコボコを改善するまで
私は皮膚科を受診して適切な治療をすることで、鼻の毛穴のボコボコが治りました。
現在では毛穴のボコボコやザラザラした肌触りは全くありません。
ここでは私が肌荒れを改善するまでを詳しく紹介します。
皮膚科を受診
肌荒れで皮膚科を受診することに抵抗はあったのですが、どうにもならない状況だったので思い切って受診しました。
皮膚科の先生は私の肌状態に驚いていたので、相当悪い状態だったのでしょう。
皮膚科の先生から「ディフェリンゲルの塗布」と「洗顔と保湿」を続けるように言われました。
今になって思うと皮膚科を受診して本当に良かったです。
ズルズルと肌荒れを引きずっていたら、残された人生まで台無しになっていたと思います。
ディフェリンゲルの塗布
皮膚科を受診してから、私は処方されたディフェリンゲルを入浴後に塗り始めました。
【ディフェリンゲル】
※有効成分(アダパレン)が毛穴周りの細胞に作用して、毛穴が固くなるのを防ぐ(表皮角化細胞の角化亢進を抑制する)
※固くなった毛穴周りの細胞を薄くする(角化を抑制し角質層を分解する)
ディフェリンゲルは毛穴が固くなるのを防ぎ、毛穴周りの細胞を薄くしてくれるので、角栓が消失して毛穴奥の貯留物の排出を促してくれます。
ただ、ディフェリンゲルには副作用があるので注意してください。
皮膚科の先生からも「塗り始めは副作用が現れます。しかし、途中でやめると効果が出ないので塗り続けてください。次第に副作用は軽減していくので」と言われました。
私の場合はディフェリンゲルによって、乾燥・赤み・ヒリヒリ感の副作用が出現しました。
副作用はつらかったですが、塗り続けていると副作用は軽減していきました。
また、ディフェリンゲルには他にも注意点があるので、使用前に医師の指示をしっかりと受けましょう。
【ディフェリンゲルの注意点】
※妊娠中、授乳中の方は使用禁止。
※副作用・アレルギー反応に注意。
適度な洗顔と保湿をする
「適度な洗顔と保湿をしてください」と皮膚科を受診するたびに医師から言われました。
- 適度に顔の皮脂汚れを落とすこと
- 洗顔後は保湿して肌を保護すること
美肌になるためには洗顔と保湿が欠かせないそうです(※やり過ぎはいけません)
肌荒れに悩んでいた私はスキンケアを一切しない「肌断食」を半年ほどしていたのですが、それがさらに肌の状態を悪化させました。
ネットにある情報をなりふり構わず試していたのがいけなかったのです。
美肌のためにさまざまなスキンケアを試す人がいますが、シンプルなケアが一番です。
泡立てネットでしっかりと洗顔料を泡立ててから洗顔し、その後に化粧水とクリームで保湿すれば肌はキレイになります。
関連記事:【美肌になるための習慣8選】キレイな肌を手に入れる近道
毛穴のボコボコが改善するには時間がかかる
私の肌荒れ人生を簡単に示します。
- 思春期~青年期にニキビ出現
- 日焼けとスキンケアなしで肌荒れ悪化
- ネットにあるスキンケアを試す
- 肌断食を実践して肌荒れがさらに悪化
- 皮膚科を受診
- 治療と正しいスキンケアを継続
- 肌荒れ改善
一番の分岐点は日焼けと肌断食だと思います。
②と④がなければ、肌荒れで苦しむことはなかったでしょう。
そして、肌荒れが改善するには時間がかかります。
私は⑥(治療と正しいスキンケア)を根気よく続けました。
肌荒れ治療を続けても効果が現れず、「こんなこと続けても意味がないんじゃないの?」と挫折しそうになりました。
しかし、私の肌は少しずつ回復していきました。
肌は少しずつ改善していき、ある一定のラインを超えてから、「あれ!?肌がキレイになった気がする」とわかるのです。
鼻の毛穴のボコボコは強いコンプレックス
鼻の毛穴のボコボコが目立つときは、他人と顔を合わせるのが苦痛でしたし、他人の目線を異常に気にしていました。
相手の視線が下にズレると「私の鼻が汚いと思われたんじゃないか」と不安になりました。
肌が荒れているときの満員電車は最悪でした。
電車に大人数が詰め込まれると嫌でも顔を合わせますし、顔と顔の距離が近いのでストレスは半端じゃなかったです。
満員電車では隅のほうで顔を伏せていましたし、毎日の通学が苦痛でしかなかった。
肌荒れの悩みがなければ、自分に自信がもてたし、いろいろなことにも挑戦できたし、もっと楽しい人生が待っていたはず。
関連記事:【鼻の毛穴をなくす方法】いちご鼻と黒ずみを綺麗に治す
まとめ
肌の悩みはとても深刻なので、他人に相談しにくいです。
深刻な肌荒れの悩みはひとりで抱え込ます、皮膚科を受診してください。
皮膚科の先生に話を聞いてもらうと気持ちが楽になります。
そして、ニキビ・毛穴の詰まりは悪くなってしまうと、自分の力ではどうしようもありません。
専門的な治療と適切なスキンケアが、鼻の毛穴のボコボコを治すのです。
コメント
化粧水は何を使用していたのでしょうか??
皮膚科を受診していたころは保湿のためにヒルドイドクリームを処方してもらっていました。鼻の毛穴がマシになって皮膚科を離れた後はピアソンHPクリームとピアソンHPローションを保湿に使っていました。化粧水や保湿クリームは肌との相性があるので自分に合った商品を見つけることが大切だと思います。
皮膚科を受診するほど?と思われるかもしれませんが
年々、くすみ、くま、毛穴、吹き出物が地味に増えてきています。
こんな私でも皮膚科を受診してもおかしくないでしょうか…?
皮膚科を受診してもおかしくないと思います。くすみ、くま、毛穴、吹き出物はどれをとっても肌の悩みであり、肌の悩みを解決する場所が皮膚科です。ただ、皮膚疾患がそれほど酷くなくて、受診するのに気が引けるのであれば、美容医療を専門にしている皮膚科を探すといいでしょう。そして、受診したときに軽くあしらわれたとしても落ち込む必要はありません。「この皮膚科医は医者失格だ」と思って、自分が納得できる皮膚科を探せばいいのです。患者の小さな悩みを無視する最低な医者はこちらから見切りをつけてください。皮膚科なんてたくさんありますし、素晴らしい皮膚科医は必ずいます。