【要約】ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカーの要約投資コラム
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「ゆっくりでもいいから、確実にお金持ちになりたい!」と思っている投資家は多いのではないでしょうか。

確実とはいえませんが、高い確率でお金持ちになる方法が書かれている本があります。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」はゆっくりお金持ちになれる本です。

書名:ウォール街のランダム・ウォーカー
著者:バートン・マルキール
出版:日本経済新聞出版社

本書は投資のバイブルであり、1973年の初版以来、150万部を超えるベストセラーです。

このページではウォール街のランダム・ウォーカーのレビューを紹介します。

ウォール街のランダム・ウォーカーはインデックス投資家の間では有名な本です。

ゆっくりでもいいから、確実にお金持ちになりたい人は読んでみてください。

NISAの運用実績を公開!120万円の年間投資枠は絶対に使い切る
NISAの運用実績を公開。2018年からNISAを始めた初心者が非課税を利用して海外ETFを運用しています。年間120万円の投資枠を使い切りながらNISAを限界まで活用します。NISA終了までに720万円をつぎ込む予定ですが「つみたてNISA」への変更も検討中です。NISAの期間は決まっているので効率的な運用を目指していきます。
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ウォール街のランダム・ウォーカーとの出会い

私は「ウォール街のランダム・ウォーカー」を購入していません。

兄の部屋を掃除していたら、ウォール街のランダム・ウォーカーを見つけたので、正確にいうと兄の本をパクった形です。

見つけたときは150万部以上も売れている投資本だとは知りませんでした。

私が「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んでみようと思ったのは、一番最初のページが衝撃的だったからです。

「個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンドマネジャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックスファンドを買ってじっと持っているほうが、はるかによい結果を生む」
引用:ウォール街のランダム・ウォーカー【第10版】

ウォール街のランダム・ウォーカーの冒頭の文章に引き込まれました。

買ってじっと持っているのがなぜいいのか?

持っているだけなら私にもできるんじゃないか?

気がついたら兄の部屋の掃除をほったらかして、「ウォール街のランダム・ウォーカー」に夢中になっていました。

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ウォール街のランダム・ウォーカーは投資のバイブル

「ウォール街のランダム・ウォーカー」は洋書の翻訳版なので本文情報は外国のものです。

本の内容を簡潔に紹介するのは難しいのですが、基本的な内容は以下のとおり。

・株式投資について
・世界のバブル
・1960~2000年代の経済・相場状況
・テクニカル分析とファンダメンタル分析
・テクニカル分析を解説
・ファンダメンタル分析を解説
・投資リスク・分散投資
・行動ファイナンス
・効率的市場理論
・インフレと株式・債券
・インデックス投資戦略

ウォール街のランダム・ウォーカーは濃密な480ページです。

インデックス投資の知識にかぎらず、さまざまな投資理論に対しての知識も書かれているので、広く勉強になります。

投資全般に役立つ情報が詰まっているので投資のバイブルといわれるのでしょう。

私が初めて読んだ感想は「500ページ近いボリュームがあり、内容も濃いので投資初心者がすべてを理解するのは難しい」です。

しかし、投資初心者でも著者の主張はなんとなくわかります。

投資初心者は本書に関して「なんとなくだけどインデックス投資がいいのかな」ぐらいの理解でも十分だと思います。

前半部分が退屈な人は後半の「投資家のライフスタイルと投資戦略」から読み始めるのがおすすめです(そこにインデックス投資の神髄が詰め込まれているので)

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ウォール街のランダム・ウォーカーを読むべき理由

「ウォール街のランダム・ウォーカー」は投資初心者には難しいかもしれません。

しかし、本書は読めば読むほど理解が深まってきます。

投資のバイブルといわれるのも、150万部のベストセラーであるのも納得のクオリティーです。

ウォール街のランダム・ウォーカーを買って損はありません。

以下より、おすすめポイントを紹介します。

濃密な内容の投資本

さきほど、「投資初心者が本書の内容を理解するのは難しい」といいましたが、それだけ内容が濃密だということです。

インデックス投資の情報だけでなく、株式市場の歴史、ファンダメンタル分析、テクニカル分析などの投資理論についても書かれています。

150万部以上売れているベストセラー本だけあって読み物としても面白いです。

著者がインデックス投資への批判を詳しく読み解いたり、物事を批判的にとらえて記述・構成している部分が多いので勉強になります。

バブル(市場の狂気)を解説

チューリップバブル、南海泡沫事件、暗黒の木曜日、住宅バブル、インターネットバブルなど、市場の狂気について書かれている部分はすべての投資家が読むべきだと思います。

どのようにバブルが膨れ上がって、どのようにバブルが破裂するのか。

なぜ人は過ちを繰り返して、株価の上昇と暴落を導く、砂上の楼閣をつくるのか。

ウォール街のランダム・ウォーカーは異常な投機ブームを解説してくれます。

20代の私は日本のバブルを経験していませんし、インターネットバブル、リーマンショックなども詳しくは知りません。

これから投資を続けていくうえで、市場の狂気を知っておくことは大切です。

これからも人々はバブルを生み出すだろうから。

データで示されているので説得力がある

ウォール街のランダム・ウォーカーは数字データ・チャートデータを用いて解説されているので、とても説得力のある内容になっています。

例えば

1969年始めに1万ドルでS&P500インデックスファンドを購入したAさんは、すべての配当収入も機械的に再投資して、2010年まで持ち続けたとしよう。その結果、Aさんの1万ドルは46万3000ドルに増えたのだ。一方、Bさんは、プロのファンドマネジャーが運用する株式投資信託の平均を買って持ち続けたとしよう。その結果は、25万8000ドルである。この差に注目していただきたい。
引用:ウォール街のランダム・ウォーカー【第10版】

上記のように数字データを用いて比較しているので、読んでいても面白いです。

投資初心者も数字で示してくれると理解しやすいでしょう。

良心的なインデックス指南書

本書は投資初心者にもインデックス投資の有益さがしっかりと伝わる内容です。

私はウォール街のランダム・ウォーカーを読んでインデックス投資を始めました。

リスクとリターン、分散投資、ドルコスト平均法、リバランス、リスク許容度、資産配分といったインデックス投資の実践に必要な知識はしっかりとカバーされています。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」がインデックス投資のバイブルと言われるのも納得の内容です。

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ウォール街のランダム・ウォーカーの注意点

「投資のバイブルだから買ってみた!」と、本書をノリと勢い買ってしまう初心者のために、「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読むうえでの注意点を紹介します。

私が読んだときに感じたことです。

あくまで、私(投資初心者)の視点なのでご了承ください。

投資初心者には難しいかも

私が初めて読んだとき、見慣れない言葉と膨大な活字の量に圧倒されました。

金融・証券用語が解説もなしにたくさん出てくるので、初心者がすべてを理解するには時間がかかります。

「効率的市場理論って何!?」「ベータって何!?」みたいな感じが頻発していました。

インデックス投資に興味を持った友達に「ウォール街のランダム・ウォーカー」を貸したことがあるのですが一日で返ってきました。

「やっぱり投資はいいや、難しそうだし」の一言を添えて。

「とにかく最後まで読んでみて!」と勧めたのですが、投資戦略について書いてある第13章まで到達することなくリタイヤしました。

見慣れない言葉、わからない言葉が続くと読む気力がなくなっていく気持ちはわかります。

ウォール街のランダム・ウォーカーは良書なのですが、わからないイライラに耐えれない人は読了が難しいかもしれないです。

洋書の翻訳版である

「ウォール街のランダム・ウォーカー」は洋書の翻訳版なので、本文内容が外国の情報であることが多いです。

気になったのが以下の3点。

・カタカナ表記の人名、企業、証券用語が読み慣れない。
・外国の例えやジョークがわからない。
・情報を日本に当てはめられない。

特にカタカナの表記を読むのが私は苦手でした。

カタカナが続いたり、意味がわからなくて嫌になったら、「もういい!」と問答無用で読みとばしていました。

あと、紹介される制度が外国のものなので、日本に当てはめることのできない情報が多かったです。

ウォール街のランダム・ウォーカーはゆっくりと読み進めるのが良いです。

インデックス投資の誤解

後半部分ではインデックス投資の実践方法について、ワクワクするような文章でまとめられています。

しかし、気をつけるポイントがあります。

・長期投資でリスクが下がる
・ドルコスト平均法が万能である
・年代別の推奨ポートフォリオ

上記3つについて、ウォール街のランダム・ウォーカーでは誤解が生じやすいのです。

長期投資でリスクが下がる

「リスクは投資期間に依存する」の項目に、長期投資でリスクは下がるという内容があります。

内容的にはデータを用いて説明し、確かに元本割れの確率は下がっているので大きな間違いではありません。

ただ、これだけで「長期投資でリスクは下がる」と認識してしまうのは危険です。

正確にいうと長期投資でリスクは下がりません。

長期投資でリスク低減しない理由
長期投資でリスク低減しない理由を解説。投資本やネットで「長期投資はリスクを下げる」と書かれていることがありますが長期投資はリスクを下げません。これはリスクの捉え方の違いが原因なのですが投資期間によって標準偏差は変わりません。正しくは長期投資によって標準偏差のばらつきは小さくなるです。

投資初心者は長期投資とリスクの関係について、しっかりと理解しておきましょう。

ドルコスト平均法が万能

ウォール街のランダム・ウォーカーではドルコスト平均法が紹介されています。

「ドルコスト平均法は、決して株式投資のリスクを取り除く万能薬ではない」と本文中に述べられているので内容的に大きな問題はないです。

ただ、もう少し情報をカテゴライズして書いてもらいたかった。

デメリットはさらっと書かれているし、メリットが強調されている印象を受けました。

ドルコスト平均法に都合の良い数字データを用いて紹介されていたので、投資初心者は「ドルコスト平均法って最高なの!?」と勘違いしてしまうかもしれません。

ドルコスト平均法をわかりやすく解説
ドルコスト平均法をわかりやすく解説。「ドルコスト平均法はリスクを下げる」はウソであり、ドルコスト平均法は有利でも不利でもない投資方法です。投資初心者にもわかりやすくドルコスト平均法の基礎知識をまとめているので、金融関係者に騙されないためにもぜひご覧ください。

年代別の推奨ポートフォリオ

投資戦略のなかで、20代、30・40代、50代、60代の人たちに推奨されるポートフォリオが紹介されています。

若い人ほど大きいリスクをとって、年齢とともにリスクを減らしていくのが最善とのこと。

そのため、20代の人たちには非常にアグレッシブな投資方針がおすすめされています。

確かに、若いほど収入でカバーできそうだけど、人によって生活環境や金銭感覚は違います。

どれだけのリスクを受け入れられるのかは、人それぞれなので参考程度にするべきです。

【要約】お金は寝かせて増やしなさい-水瀬ケンイチ・著
「お金は寝かせて増やしなさい」の要約を紹介。お金は寝かせて増やしなさいはブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の運営者である水瀬ケンイチさんの著書であり、インデックス投資についてわかりやすく解説されています。インデックス投資に興味がある投資初心者におすすめの一冊です。
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ウォール街のランダム・ウォーカーは人生を変えてくれた本

私がインデックス投資を始めたきっかけが「ウォール街のランダム・ウォーカー」です。

ウォール街のランダム・ウォーカーと出会わなければ、投資を始めていなかったと思います。

ウォール街のランダム・ウォーカーは私の人生を変えてくれた本です。

ウォール街のランダム・ウォーカーを読んでから、ネットでインデックス投資について調べて、証券口座を開いて投資を始めました。

もっと早く出会うことができたら最高だったと後悔することがあります。

大学生のころに本書を読むのがベストだったと思います。

そして、この記事は私のような被害者を増やさないために書いています(笑)

【要約】敗者のゲームはインデックス投資家必見の内容!
「敗者のゲーム」の要約を紹介。敗者のゲームはインデックス投資のバイブルであり100万部のベストセラーです。投資初心者にも読みやすい内容でレビュー・口コミは高評価です。敗者のゲームはインデックス投資家を支えてくれる本であり、インデックス投資を始めようと考えている方は絶対に読むべき。
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まとめ

「ウォール街のランダム・ウォーカー」はインデックス投資家に語り継がれるバイブルです。

投資知識やバブル経済について解説されている部分は参考になるので、「投資を楽しみたい!」と思っている人は買うべきでしょう。

最後に、ウォール街のランダム・ウォーカーを的確に表現している文章が本文中にあったので紹介します。

本書は「投機家」にとっては何の役に立たないことを、あらかじめお断りしておきたい。一晩で大金持ちになることを狙うような人たちは、これを読んでも無駄である。実際、この本にもし副題をつけるとすれば、それは「ゆっくりと、しかも確実にお金持ちになる本」というようなものであろう。
引用:ウォール街のランダム・ウォーカー【第10版】

ゆっくりと確実にお金持ちなる本なんて最高じゃないですか。

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