長期投資とは

長期投資とは何かをわかりやすく解説
スポンサーリンク

「投資はできるだけ長く続けましょう」といわれますよね。

これは長期間にわたって投資を続けて、お金を長く働かせるための教えです。

確かに資産運用において長期投資の考え方は重要だと思います。

ただ、長期投資について誤解している投資家は多いです。

長期投資が重要だからといって、とにかく投資を続ければいいわけではないですし、絶対に報われるわけでもありません。

このページでは長期投資について解説します。

長期投資を決意する前に真実を把握しておきましょう。

スポンサーリンク

長期投資とは

長期投資とは「投資を長く続けること」です。

投資を長く続けることで、お金を長期に働かせて、より大きな稼ぎを得ることができます。

そして、理想的な長期投資は金融商品を売却せずに保有し続けることだと思います。

売却することで値上がり益、配当金が期待できなくなるうえ、税金によって資産価値が減らされるからです。

また、「長期投資=株式投資」と勘違いしている人もいます。

長期投資は株式だけでなく、債券・投資信託・不動産・金などの金融商品でも構いません。

ただ、長期投資というと株式投資をイメージする人が多いのが現状です。

スポンサーリンク

長期投資は何年くらいなのか

長期投資の期間は定義されていないので、長期投資の長さは投資家によってさまざまです。

3年を長期投資と考える投資家もいれば、10年を長期投資と考える投資家もいるでしょう。

私は「長期投資=投資期間20年以上」と思っています。

なぜかというと、過去のデータを振り返ったとき、株式を20年以上保有していたら損はしなかったからです。

ここで重要なのは、株式を17年以上保有すると、長・短期債と異なり、実質ベースでは損失が出ないということだ。長期間にわたって株式投資を続けるのは債券投資に比べてリスクが大きいように思えるが、実際はまったく逆である。
引用:株式投資【第4版】

投資期間20年はとても長い道のりですが、それだけの価値はあると思っています。

しかし、投資を20年以上続けるのは簡単ではないですよね。

何事もそうですが、長く続けることは大変です。

だからこそ、楽しみ・やりがい・喜びといった付加価値が重要なのかもしれません。

スポンサーリンク

長期投資の誤解

「長期投資だから大きく成長する株式を買わなければいけない」と緊張してしまう投資家はいるでしょう。

実際のところ、大きく成長する経済・企業に投資をしなくても儲けることはできます。

なぜかというと、株式のリターンは増益率と投資家の期待との格差で決まるからです。

簡単に示すと図のようなイメージです。


株式Aと株式Bを比べたとき、株式Bのほうが低い成長にもかかわらず、大きなリターンを生み出しています。

これが「株式のリターンは増益率と投資家の期待との格差」の意味です。

仕組みを説明すると、投資家の期待が高いと株価も高くなり、高い株価が将来のリターンを押し下げるのです。

高い株価の悪影響は以下のとおり。

・値上がり幅を抑える原因となる
・配当利回りを下げる

大きく成長する企業であっても、投資家の期待が高いと株価も高くなるので、配当利回りは低くなってトータルリターンが期待外れに終わることはあります。

つまり、投資で儲けるためには、投資家の期待以上に成長する株式を見つけることが重要なのです。

スポンサーリンク

長期投資のメリット

株式市場から退場してしまうと、長期投資のメリットを受け取ることができません。

長く投資を続けることで、平均リターンのばらつきが小さくなり、元本割れする確率は下がるかもしれないのです。

また、長くお金を働かせることによって、複利の力を利用することができ、加速度的にお金を増やすことができます。

・元本割れする可能性が低くなる傾向がある
・複利の力でお金が増える
・利益を長く受け取れる
・投資ストレスを軽減できる

▼「長期投資のメリット」の詳しい解説はコチラ

関連記事:長期投資のメリット

長期投資のメリット
長期投資のメリットを解説。長期投資は資産運用の原則であり、大きなメリットが4つもあるのです。「長期投資を実践できた投資家は成功する」といっても過言ではありません。とても重要な長期投資ですが現実は投資を途中でやめる人も多いので、そうならないためにもメリットを把握しておきましょう。
スポンサーリンク

長期投資のデメリット

長期投資にはデメリットがあるので、誰にでも実現できるわけではありません。

投資期間が長くなると、その分だけデメリットと向き合う時間も長くなります。

投資リスクと付き合っていく必要がありますし、精神的な不安がゼロになることはないでしょう。

また、長期投資は我慢もしなくてはいけません。

投資したお金は自由に使うことはできませんし、投資資金という名目で拘束されるのです。

・長期間にわたって投資リスクを背負う必要がある
・利益を上げるのに時間がかかる
・投資を継続する分の運用コストが必要になる

▼「長期投資のデメリット」の詳しい解説はコチラ

関連記事:長期投資のデメリット

長期投資のデメリット
長期投資のデメリットを解説。長期投資は良いことばかりではなく「3つのデメリット」が存在するので、投資を長く続けるにはデメリットと付き合っていく必要があるのです。長期投資のデメリットでもあり、資産運用における投資家の一生の課題でもあります。投資家であるかぎり長期投資のデメリットを背負い続けなくてはいけません。
スポンサーリンク

長期投資は儲からないのか

「長期投資は絶対に儲からない」はウソです。

かといって、長期投資が絶対に儲かるわけでもありません。

投資から運の要素を取り除くことはできないので、将来的に儲かるかはわかりません。

ただ、私たちは儲かることを期待して、長期投資を続けるしかないのです。

・絶対に儲からないはウソ
・株式の長期投資はリターンが良い
・すぐに大儲けできない
・出口によっては儲からない

▼「長期投資は儲からないのか」の詳しい解説はコチラ

関連記事:「長期投資は儲からない」のウソ・ホント

「長期投資は儲からない」のウソ・ホント
「長期投資は儲からない」の真実を解説。実際に長期投資で儲けることはできるので絶対に儲からないというのは嘘ですが儲からない可能性はあります。つまり「長期投資は儲かるかもしれないし、儲からないかもしれない」というのが真実です。個人的には長期投資はたぶん儲かると思っていますが。
スポンサーリンク

長期投資はリスクを低減するのか

結論として長期投資でリスクは低減しません。

ベストセラー本「ウォール街のランダム・ウォーカー」では、長期投資でリスクを減らすことができると記述されていますが、あれは正確な主張ではないのです。

むしろ、経済評論家の山崎元さんは「長期投資でリスクは上がる」と主張されています。

・長期投資でリスクは低減しない
・長期投資でリスクは上がるという主張
・資産金額が増えると最高・最低リターンの差は拡大する
・損失額は運用期間とともに増えていく

▼「長期投資はリスクを低減するのか」の詳しい解説はコチラ

関連記事:長期投資でリスク低減しない理由

長期投資でリスク低減しない理由
長期投資でリスク低減しない理由を解説。投資本やネットで「長期投資はリスクを下げる」と書かれていることがありますが長期投資はリスクを下げません。これはリスクの捉え方の違いが原因なのですが投資期間によって標準偏差は変わりません。正しくは長期投資によって標準偏差のばらつきは小さくなるです。
スポンサーリンク

初心者の長期投資を振り返る

私は2017年1月からインデックス投資を始めました。

投資自体は続けられていますが、その中でも悩んだり迷ったりすることは多く、フラフラしながらも前進してきた感覚です。

ポートフォリオを振り返ってみると、最初に投資したインデックスファンドは少なくなっていました。

・紆余曲折はある
・資産配分の変更が多い

・最初に投資した商品がほぼ残っていない

▼「初心者の長期投資を振り返る」の詳しい解説はコチラ

関連記事:長期投資をブログで公開!投資信託の売買歴をありのままに

長期投資をブログで公開!投資信託の売買歴をありのままに
長期投資のプロセスをブログで公開。投資初心者が2017年1月から始めた資産運用の過程を紹介します。投資信託の取引明細をもとにリアルな投資をブログで伝えます。まだまだ長期投資とはいえませんが振り返ってみると紆余曲折があって個人的にも面白かったです。

▼失敗しないための投資知識▼


インデックス投資の運用ガイド
インデックス投資のやり方を解説。このページでは「投資初心者でも失敗しないインデックス投資」をモットーにインデックス投資のやり方をまとめています。最低限のポイントをまとめているのでインデックス投資の概要が頭の中にスッと入っていくと思います。

分散投資とは
分散投資について解説。投資の基本である「分散投資」についての基礎知識をまとめました。分散投資はリスク低下という素晴らしい効果をもっており、その恩恵を受けるためには適切な理解が必要不可欠です。分散投資は投資家の努力で実現できるので、やっていない投資家は損をしています。

積立投資とは
積立投資について解説。小さなことを積み重ねるのが成功への近道であり、投資初心者は投資信託の積立投資から始めるといいでしょう。資産運用の一部としてインデックスファンドの積立投資はおすすめできます。初心者でもコツコツとお金を増やすことができるはず。

投資信託のリスクとは
投資信託のリスクについて解説。これから投資信託の運用を始める方が絶対に知っておくべき基礎知識をまとめました。投資信託のリスクを理解しておかないと適切な資産運用はできません。リスクとリターンの関係性を誤解していると、大きな損失を抱えることになるでしょう。

ドルコスト平均法をわかりやすく解説
ドルコスト平均法をわかりやすく解説。「ドルコスト平均法はリスクを下げる」はウソであり、ドルコスト平均法は有利でも不利でもない投資方法です。投資初心者にもわかりやすくドルコスト平均法の基礎知識をまとめているので、金融関係者に騙されないためにもぜひご覧ください。

ポートフォリオと相関係数についてわかりやすく解説
ポートフォリオと相関係数について解説。安全な資産運用のためには「ポートフォリオを分散させる」「資産ごとの相関係数を意識する」ことが大切です。また、分散投資をしたつもりでもポートフォリオと相関係数によってはリスク低下の効果が発揮されないので注意してください。

スポンサーリンク
オオチ ケンジをフォローする
スポンサーリンク
こころどブログ