このページでは私の長期投資の失敗を公開します。
長期投資は自分との戦いなので、途中で不安になったり、投資をやめたくなったり、投資が嫌になったりすることがあります。
私は自分との戦いに負けて、長期投資を失敗しました。
長期投資を心がけたつもりでしたが、自分の弱さに屈してしまったのです。
情けない話ですが、長期投資の失敗をブログに残します。
長期投資の失敗とは?
私が思うに長期投資の失敗とは「投資をやめること」を指します。
私の長期投資の失敗は2017年から始めたインデックス投資を2019年末に終了してしまったことです。
「インデックス投資を20年は続ける!」と言いながら2017年に投資を始めましたが、紆余曲折があって結局は2019年に全部売却してしまいました。
今まさに長期投資を志してインデックス投資を始めた人はいるでしょうが、強い意志を持って投資を続けるのは本当に難しいです。
私はインデックス長期投資を続けることができず、長期投資に失敗してしまいました。
投資をやめること以外でも長期投資の失敗はあるでしょう。
- リスク許容度に合っていない投資を続けてしまった
- 損切りの勇気が出ずに投資を続けて、損失を大きくしてしまった
- よくわからない投資をダラダラと続けてしまった
- コストの高い投資を長期間にわたり続けてしまった
長期投資の失敗は長期投資家の数だけあります。
以下より、私の長期投資の失敗を売買履歴とともに紹介していきます。
長期投資の失敗をブログで公開
私の長期投資が始まったのは2017年1月です。
投資初心者が最初に選んだインデックス投資信託は以下のとおり。
- iFree NYダウ・インデックス
- たわらノーロード 先進国株式
- たわらノーロード 新興国株式
- たわらノーロード 国内リート
- たわらノーロード 先進国リート
- 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
- 三井住友・日本債券インデックスファンド
- 三井住友・DC外国債券インデックスファンド
世界分散を意識していましたが、米国に偏ったポートフォリオでした。
最初の取引明細がコチラ。
iFree NYダウ・インデックスの投資配分が一番多くて、その他の投資信託も合わせて1月で合計16万円を投資していました。
その後は順調に投資を続けるつもりでしたが、2017年3月から新興国株式と債券の投資を中止。
「えっ!?」という感じですが、投資を始めて間もなく資産配分の変更をしました。
投資初心者の右往左往している様子が見えてきます。
そして、2017年5月に新興国株式と債券を売却。
初心者が悩んだ末に新興国株式と債券をいらないと判断したのです。
その後も資産配分や投資金額に悩みながら(変更しながら)投資を続けました。
2017年10月に毎日積立サービスの利用開始。
以下のインデックス投資信託を毎日積立していきました。
・iFree NYダウ・インデックス
・たわらノーロード 先進国株式
・たわらノーロード 国内リート
・たわらノーロード 先進国リート
・三井住友・DC日本株式インデックスファンドS
開始当初と比べて投資配分は変わっており、ブレブレな感じが伝わってきます(笑)
2018年1月からeMAXIS Slim 新興国株式インデックスの投資を開始。
一度は離れた新興国株式クラスですが、eMAXIS Slimの運用コストの安さに惹かれたのです。
2018年4月からeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの投資開始。
eMAXIS Slimが出現したとき、たわらノーロードから乗り換えるか迷ったのですが、eMAXIS Slimを追加で購入することにしました。
それと同時期にリートクラスの投資を中止。
そして、2018年8月に国内リートと先進国リートを売却。
リートクラスを売却したことによって、ポートフォリオは以下のとおりに変わりました。
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- iFree NYダウ・インデックス
- たわらノーロード 先進国株式
- 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
2018年8月以降、インデックス投資していき、評価額400万円に到達しました。
しかし、2019年3月にiFree NYダウ・インデックスを売却。
利益確定の誘惑に負けて、長期投資のレールから外れてしまいました。
iFree NYダウ・インデックスは開始当初から投資していたので、個人的には大きな決断だったと思います。
2019年9月からeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)インデックスの投資開始。
ここにきて、日本株式のインデックス投資信託を追加しました。
ただ、2019年10月にeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)インデックスを売却。
振り返ってみても、投資信託の変更が多くて、投資方針の迷走ぶりが伝わってきます。
最後に、2019年12月に保有していたインデックス投資信託をすべて売却。
2017年からインデックス投資信託の積立を始めましたが、2019年にはすべてを売却してしまいました。
私の長期投資は約3年しか続かなかったのです。
以上が長期投資を志しながら、約3年しか続かなかった私の失敗談です。
長期投資に失敗して感じたこと
失敗してみて続けることの難しさを感じましたし、投資歴10年以上のインデックス投資家の凄さが身にしみました。
お金は寝かせて増やしなさいの著者である水瀬ケンイチさんは、2002年頃からインデックス投資を開始して、2020年現在でも変わらずに継続されています。
水瀬さんは15年以上もインデックス投資をされていますが、その過程にはリーマンショック、ギリシャショック、東日本大震災、チャイナショックなど数多くの苦難があったのです。
リーマンショックのとき、水瀬さんの資産は半分になったとのこと。
水瀬さんは資産が半分になってもインデックス投資を継続されましたが、私は大暴落があったわけでもないのに投資を3年で終了しました。
水瀬さんと比べて、自分の意志の弱さを痛感します。
インデックス投資家として、リーマンショックを乗り越えた水瀬さんは尊敬に値します。
インデックス投資を始めるのは簡単ですが、長期的に続けるのは簡単ではありません。
何事も長く続けることは難しいですが、インデックス投資の場合は人間心理の移り変わりが目立ちます。
Twitterを見ていても、個別株式や仮想通貨に手を出してしまうインデックス投資家は多いです。
インデックス投資家が大きな利益に目移りする気持ちはわかりますし、私も個別株式を運用しているので他人のことは言えません。
ただ、長期投資に失敗してみて、自分という人間を見直すことができました。
自分の弱い部分を知ることは成長の一歩だと思い、心を改めて資産運用に取り組んでいきます。
楽天証券でインデックス長期投資を再開しました
私は2020年1月から楽天証券でインデックス投資を再開しました。
インデックス投資のポートフォリオは以下のとおりです。
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
- たわらノーロード 先進国株式
今度はインデックス長期投資をやめないと誓います。
この記事を読んでいただいた方は、私がインデックス投資をやめないか監視してください。
インデックス投資の成績をブログで公開しているので、更新が止まっていないか見張ってください。
長期投資の失敗のひとつが、個別株式や仮想通貨に投資して、インデックス投資の方針が崩れてしまうことです。
楽天証券でインデックス投資を始めたのと同時に、私はSBI証券で個別株式の投資も始めました。
Twitterを見ていると、インデックス投資から個別株式に乗り換える人がいます。
私は個別株式に手を出したからといって、インデックス投資を捨てたりはしません。
私の投資方針書に従って、インデックス投資と個別株式を続けることを誓います。
長期投資家がブログをやるべき理由
私は投資プロセスをブログで公開していきますが、長期投資家こそブログをやるべきだと思っています。
なぜかというと、自分の投資をブログで発信することは長期投資の手助けになるからです。
投資ブログを続けることで、投資について考えたり、投資方針を見直したり、新しい発見があったり、最新情報に触れたりする機会は増えます。
「長期投資=ほったらかし」も大切ですが、気にかけることも大切だと思います。
また、何事も楽しくなければ続かないです。
ブログが投資の楽しみにつながり、投資ブログを続けることによって、やる気を保ちながら長期投資と向き合えるかもしれません。
「ブログを見てくれる人がいて嬉しい」というモチベーションは、投資を続けるモチベーションにも関係すると思います。
投資ブログを見てくれる人がいるから、投資の勉強を続けて、投資情報の発信を続けて、長期投資を続けるという好循環を作り出しましょう。
人間の身体がまさにそうで、他人を意識することがなくなると、一気に若さが失われていきます。
芸能人が若々しいのは視聴者を意識しているからです。
投資ブログの読者を意識することが投資の新鮮さを保つことにつながります。
- インデックス投資は退屈なので投資を楽しむことが難しい
- インデックス投資はほったらかしでOKなので投資の新鮮さが失われやすい
ブログなら投資の楽しみや新鮮さを補うことができると思います。
ブログで情報発信しながら、たくさんの投資家と交流して、長期投資の旅を楽しみましょう。
長期投資の失敗を活かして変化の波を乗りこなす
これまでの投資プロセスをブログに書いてみて、投資対象の変更やファンド売却が多かったことを再確認しました。
投資開始当初は「この投資を絶対に続ける!」と心に決めたものですが、年月とともに環境や考え方が変化していきました。
長期投資を貫けなかったことは反省です。
しかし、変化することが絶対に悪いとは言えません。
投資環境の変化に柔軟に対応することも大切だと思います。
インデックス投資という基本がブレていなければ、投資方針が変わることは問題ないです。
私はインデックス投資を続けていきますが、これからもさまざまな変化があるでしょう。
変化に対して頭を凝り固めるのではなく、投資環境や考え方の変化を楽しみながら、20~30年の長期投資を実践していきます。
※変化のしすぎは長期投資のマイナスになるので注意してください。
※頻繁な売買は投資の効率を下げるので落ち着いて腰を据えることも大切です。
まとめ
長期投資のためになるブログとは、初心者が長期投資のプロセスをイメージすることができるブログだと思っています。
そのため、私の投資プロセスをブログに書きました。
私の投資プロセスは手本になるような内容ではありません。
ただ、誰かの参考になれば幸いです。
長期投資の最適解はあるかもしれませんが、あなたの投資の正解はあなたが決めることです。
他人を気にすることなく、気ままな投資ライフを楽しみましょう。
- 長期投資のメリットを解説
- 長期投資のデメリットを解説
- 長期投資は儲からないの嘘と本当を解説
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