【株で100万円を損した話】素人がJAL株に手を出して負けた実話

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投資コラム

このページでは私が株で100万円を損した実話を紹介します。

私は2020年の相場でJAL株に手を出して100万円の損失を抱えました。

これは完全な実話です。

2020年のコロナバブルで大儲けした投資家は多いでしょうが、その裏では大損した投資家もいるのです。

ちょっとしたタイミングの違いで私は100万を失いました。

そして、不運なことに、JAL株の売却を1日だけ遅らせたら損失はかなり減っていたのです。

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JAL株で100万円の損失を抱えた

2020年11月に私はJAL株を狼狽売りして100万円以上の損失を確定しました。

思い出したくもないですが、SBI証券の取引履歴には今でも残っています笑。

株で100万円の損と言いましたが、厳密に計算すると145万678円の大損失でした。

まあ、2020年の相場で航空会社に手を出した自分が悪いのですが、完全にコロナを舐めていたのは反省点です。

私は二度と航空会社の株を買わないでしょう。

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【2020年】JAL株で100万円を損するまで

恥ずかしい話ですが、私がJAL株で100万円を損するまでの流れを紹介します。

日付株数株価
1月27日1003152円
2月3日1003044円
2月20日7003028円
2月27日1002698円
5月8日1001741円
6月26日1001952円
10月30日1001817円

2020年の高値でJAL株を買い始めて、コロナショック前に大きく投資して、3月の大暴落でJAL株は大損失となりました。

コロナを舐めて慎重さを欠いた投資に猛省です。

5月と6月と10月にナンピン買いをしますが、コロナの猛威は収まらずJAL株は泥沼となっていきます。

そして、2020年11月6日に悪夢が起こりました。

2020年11月6日にJALが公募増資を発表したのです。

JALが公募増資で最大約1680億円調達へ、A350型機導入など
日本航空(JAL)は6日、国内外の公募増資などで最大約1680億円を調達すると発表した。燃費効率に優れた新型機購入や事業構造改革、有利子負債の返済などに充てる。

JALのような急成長が見込めない企業において、公募増資は株の希薄化(1株当たり利益の減少など)の懸念を強め、既存の株主からとても嫌われます。

私もJALの公募増資にはガッカリでした。

案の定、公募増資を発表したJAL株は暴落しました。

下の画像はJALの2020年11月の株価推移ですが、11月9日に大きく下げています。

11月6日の終値1843円から暴落して、11月9日の終値は1641円でした。

公募増資のニュースで悲観的になった私は、11月6日にJAL株を全売りして140万円の損失を確定しました。

ただ、私の悲劇はここで終わりではなかったのです。

JAL株を売却して1日後、私にさらなる悲劇が訪れます。

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JAL株で大損した翌日に株価急騰!

私が140万円の損失を確定した日の夜、アメリカのファイザーからワクチンニュースが発表されたのです。

ファイザー 新型コロナ ワクチン「90%超の予防効果」と発表 | NHKニュース
【NHK】アメリカの製薬大手「ファイザー」は、開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験について、「90%を超える予防効果がある…

ワクチンのニュースを好感して、アフターコロナ銘柄は急騰しました。

2020年11月10日、JALの株価も20%ほど上昇したのです。

私がJALを損切した翌日、JALが300円値上がりしたのです。

JAL株を損切りするタイミングを1日遅らせたら、40万円ほど損失を減らすことができました。

さらに言うと、11月25日に損切りしていれば、損失を半分にすることができたのです。

140万円の損失が70万円になっていたらどれほど楽だっただろう。

JAL株の暴落から急騰は私のメンタルに大きなダメージを与えました。

関連記事:株で大損して悲惨な結果に!サラリーマンが数百万円を失うまで

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【教訓】株価は一夜にして変わる

JAL株の失敗から私が学んだことは「株価は一夜にして一変する」ということです。

株式投資の世界に絶対はありません。

ひとつの情報で

株式市場の景色が一変して

株価に影響を与えて

投資家の資産を大きく増減させます。

ポジティブな情報が発表されたら、あっという間に株価は上昇します。

ネガティブな情報が発表されたら、一瞬の間で株価は下落します。

そして、すべての投資家は「株価の急騰と急落」から完全に逃げることができません。

未来がわからない以上、明日の株価もわからないのです。

「株価は一夜にして変わる」という事実と向き合うには、投資対象を分散する、最新の情報を手に入れる、判断と行動は素早くする、といったことを続けるしかありません。

関連記事:分散投資のやり方をわかりやすく解説

JAL株の損失は私にとって勉強代です。

ありがたいことに、現在ではJAL株の損失をすべて取り返すことができました。

バブル相場のおかげではあるのですが、JAL株での100万円の損失があったからこそ、投資家として一皮むけた気もするのです。

JAL株の損失を取り返すまで

2020年11月9日にJAL株を損切りして、11月13日時点の資産総額は1900万円でした。

そこから売買と利確を繰り返して、2021年2月14日時点で2100万円まで回復しました。

簡単な内訳としては


日本円と日本株で約1600万円


海外ETFで500万円(詳しくは関連記事で紹介)

関連記事:米国ETFをNISAで積立した結果!初心者の投資成績を公開


1900万円が2100万円になったのですが、威張れるほどの成績ではありません。

もっと利益の取れる銘柄はありましたし、満を持して買った銘柄が株価横ばいで、大きな機会損失になったことも多々あります。

しかし、伸びしろを考えると悪くはないとも思っています。

JAL株の損失を取り返したうえで、さらなる利器を狙える位置に立っていると感じています。

まとめ

株で大儲けすることもありますが、株で大損することもあります。

私はJAL株で140万円を失って、株式投資の怖さを知りました。

今の時代は株式投資が手軽になっており、一般の方がたくさん参入してきています。

一攫千金を夢見た素人が株で大損するケースは実際にあります。

今回、私の記事で「株式投資の怖い一面」が伝われば幸いです。

株式投資で140万円を失いましたが、株式投資で140万円を取り返すこともできたのです。

慎重に、冷静に、無茶をしなければ、株式投資はお金を増やす手助けをしてくれるでしょう。

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