このページでは300万超えのボロ儲けを一瞬で逃した失敗話を紹介します。
私は米国のロケット・カンパニーズ(RKT)という株で最大300万円の含み益をもっていたのですが、1週間の間に含み益のほとんどを逃がしてしまいました。
RKTが数日の間に含み益300万円まで上がったときは本当にボロ儲けだったのです。
しかし、欲を出しすぎた結果、RKTのボロ儲けを一瞬で取り逃がしました。
今思うと本当にバカだったと思います。
ロケット・カンパニーズ(RKT) を買った日
私は2020年12月に ロケット・カンパニーズ(RKT) を買いました。
買った理由はなんとなくです。
「PERが安いな~」と軽く思って買いました。
その時の約定単価は20.98ドルでした。
米国金利も低かったので、住宅ローンはまだ伸びるんじゃないかと思い、短期勝負でRKTに入ってみました。
米国株が数日で株価2倍のボロ儲け!
ロケット・カンパニーズ(RKT) を買ってから数か月は何も考えずにホールド。
年を越して2021年になってもホールドしていました。
そして、運命の日が訪れました。
アメリカの掲示板「reddit」にRKTが取り上げられて、個人投資家が群がるように買い始めたのです。
その結果、RKTの株価は3日で2倍まで膨れ上がったのです。
上記の画像を見ても、株価急騰の様子がわかると思います。
今でもその日のことは忘れません。
私はガッツポーズしました。
だって、400万円が700万円に膨れ上がったのだから。
私は300万円の含み益が出ても、 ロケット・カンパニーズ(RKT) を売りませんでした。
もっと上がると思って、さらなる利益を狙って、RKTをホールドしました。
翌日にはRKTの株価が急落!それでもホールドした心理
RKTは40ドルをつけた翌日、マイナス32%を叩き出して急落しました。
個人的に連騰は予想していませんでしたが、含み益が減った事実はきつかったです。
しかし、さらなる利益を狙っていた私はこの程度でへこたれません。
というのは、 当時はアメリカの掲示板「reddit」 による株価暴騰がGME、AMCといった他銘柄でも見られており、そのような動きは数日間ほど続いていたからです。
GME、AMCともに、掲示板「reddit」による暴騰があった翌日は急落して、翌々日には再び急上昇していました。
私はRKTでもGMEやAMCと同じような値動きが起こると思い、300万円の含み益が200万弱になってもホールドし続けました。
RKTは2段高をつけることなく下げていった
RKTは一夜にして含み益300万円を叩き出しましたが、その後は私の願いも届かず下げていきました。
2段高をつけることなく、40ドルあった株価は30、27、25と下落していきました。
「このままでは含み益がなくなる!」
そう思った私は25ドルでRKTを利確。
300万円あった利益を70万弱まで減らした末の決断です。
その時の虚無感は凄くて、「なんで300万で利確しなかったのか」「欲をかいてホールドしなければ」とか思いながら落ち込みました。
RKTはその後もズルズルと下げていったので、70万円弱の利益を取れただけでも良かったのですが、個人的に「負けた」という気持ちは消えません。
今でも思い出します。
なんで!!あの時に利確しなかったのか!
本当に悔しい。
株価2倍のボロ儲けたときに売っておけばよかった
株価2倍でも十分に好成績なので、含み益300万円のときに売っておけばよかったです。
まあ、どれだけ後悔しても時間は戻らないのですが、失敗から学ぶことはできます。
投資の格言として「売り買いは腹八分」という言葉があります。
【売り買いは腹八分】
引用:日本証券業協会HP
この格言は、2つの意味を持っている。その一つは、最高値で売ろうとか最安値で買おうと思うなという戒めであり、いまひとつは相場に向ける資力は適当にとどめ、決して全財産を投入するなという教えである。
私も含み益300万円でお腹いっぱいとして売却すればよかった。
RKTの最高値を夢見てホールドしたのが間違いでした。
最高値で売るのは至難の業です。
それよりも腹八分で売買したほうが後悔することも少なく済み、結果的に満足できるのかもしれません。
まとめ
300万超えのボロ儲けを一瞬で逃した失敗話を紹介しました。
この記事を見ている投資家は私と同じ失敗をしないように、「売り買いは腹八分」を意識して相場に向き合ってほしいです。
あのとき、300万円を取れていたら、その利益をさらに投資して、総資産をもっと増やすことができたのです。
タラレバですが笑。
一瞬の判断が将来の資産に大きく影響を与える。
投資の良い部分でもあり怖い部分でもあります。
目の前の利益を大きくすることも大切ですが、ある程度で満足して利益を手中に収めることも大切です。
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