このページでは投資初心者の米国ETFの投資成績を紹介します。
米国ETFは難しいというイメージを持っている人は多いと思います。
事実として、米国ETFには為替取引や税金が関わるので、運用を続けるのは手間がかかります。
しかし、投資初心者である私は米国ETFに投資をしています。
今の時代は初心者でも簡単に米国ETF投資ができるのです。
投資初心者の米国ETFはVTのみ
米国ETFにはいろいろな種類があり、投資対象は銘柄によってさまざまです。
- アメリカに投資するETF
- ヨーロッパ投資するETF
- 先進国に投資するETF
- 新興国に投資するETF
米国ETFは種類が多いので選択に迷います。
私がNISA口座での運用に選んだ米国ETFは「Vanguard Total World Stock ETF (VT)」です。
私の海外ETFのポートフォリオはVTが100%です。
Vanguard Total World Stock ETF (VT)について詳しく知りたい方は、バンガード社のウェブサイトで確認してください。
米国ETFの投資成績を公開
投資初心者が運用する米国ETFの成績を公開します。
Vanguard Total World Stock ETF (VT) | |
損益 | 10423.92USD(+900629円) |
評価額 | 50670.12USD(5309721円) |
投資初心者の米国ETF運用について、今のところは順調に投資が継続できています。
正直いうと、成績がプラスでもマイナスでも気にならないですし、初心者が気ままに続けていきたいと思います。
投資のタイミングも適当です。
まとまった資金が口座に作れたタイミングでVTを買おうと思っています。
米国ETFのVTを選んだ理由
投資対象をVTのみにしている理由はシンプルな国際分散投資がしたかったからです。
バンガード社のETFを組み合わせて、理想とするポートフォリオをつくっても良かったのですが、投資初心者には面倒くさいと思いました。
米国ETFは1つに固定したほうが、ドル資金と分配金の処理の仕方がシンプルだし、投資初心者も続けやすいと思います。
後々になって米国ETFの運用が面倒になる自分を想像できました。
そのため、できるだけ手間がかからず、シンプル運用できるようにVTを選びました。
国際分散投資は私にとって最善です。
関連記事:米国ETFのポートフォリオはシンプルな世界分散にするべき理由
投資初心者がNISA口座で米国ETFに投資
米国ETFを利用するとき、買付手数料がネックになります。
少額投資によって買付回数が多くなると、手数料負けする可能性が高くなるので、米国ETFの買付はまとまった金額で買付するのが基本です。
しかし、資金が豊富な投資家ばかりではありません。
米国ETF運用における手数料負けを防ぐ方法の1つがNISA口座の利用です。
なぜかというと、SBI証券ではNISA口座で米国ETFを買付した場合に手数料が無料になるから。
どれだけの金額を買い付けても手数料は無料なので、コツコツと少額買付することができるのです。
私はNISA口座から米国ETFを始めました。
NISA口座と米国ETFの連携サービスによって、米国ETFを始めるハードルは下がっています。
関連記事:米国ETFの手数料負けしない運用法を解説
米国ETFに投資をしようと思った理由
投資初心者が米国ETFに投資した理由は「やってみたかったから」というバカみたいに単純なものです。
ネットでインデックス投資を調べていると、米国ETFという文字を頻繁に目にしますし、著名な個人投資家の方々が米国ETFに投資しているのも大きな要因です。
そして、NISAという制度もあったので、「投資初心者でも米国ETFに投資できるかも」という気持ちで足を踏み入れました。
後述しますが、米国ETFを始めようと思っている人は、しっかりと計画してから取り組むべきです。
税金対策、為替、手数料など、米国ETF特有の手間があります。
個別株式にはない手間が米国ETFにはあるので、誰にでもおすすめできるものではありません。
正直いうと、私は米国ETFの運用を途中で辞めるかもしれません笑。
米国ETF投資に不安を感じる理由
「米国ETFは運用をシンプルにすると投資初心者でも続けやすい」と思いながら始めた米国ETFの投資ですが不安なこともあります。
- ドルでの売買
- 税金
米国ETFの投資において、上記2つの不安がつきまとっています。
米国ETFの運用を始めたころは気にしていませんでしたが、今後は考え方が変わるかもしれません。
- 私は日本で暮らしているので、生活に必要なのは円でありドルではない
- 私の家族は米国ETFや為替を全然わからない
- 20~30年にわたって税金(為替差損益や外国税控除)を意識するのが面倒くさい
改めていろいろと考えたとき、米国ETF投資への不安は消え去っていませんでした。
投資初心者の方々へ。
米国ETFはしっかりと考えてから始めたほうがいいです。
NISA口座で米国ETFのハードルが下がっているとしても、開始するハードルが下がっているだけで継続するハードルは存在しています。
米国ETFを運用していけるのか、自分の心に確認しましょう。
関連記事:米国ETFの税金についてわかりやすく解説
ちなみにドルは住信SBIネット銀行で買付
私はドルの買付を住信SBIネット銀行で行っています。
なぜなら、住信SBIネット銀行はドル買付時の為替手数料が4銭とかなり安いからです。
為替はそれほど気にすることなく、ある程度のまとまった金額でドルを買付しています。
さらに、住信SBIネット銀行では定期的に「ドル買付時の為替手数料0銭」というキャンペーンを実施してくれます。
定期的にHPを確認して、キャンペーンを逃さないようにしましょう。
まとめ
投資初心者が思いつきで始めた米国ETFですが、今のところは運用を継続しています。
1つ目の目標はNISA口座を使い切ることです。
そして、VTのバイアンドホールドを目指します。
「ほったらかし投資で浮いた時間は、人生を豊かにするための大切なことに使っていきたい」
水瀬ケンイチさんの一言を胸に実践していくだけです。
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