このページでは肌断食のカサカサを放置していたら肌がボロボロになった経験を紹介します。
肌断食をすると肌が必ず綺麗になるわけでありません。
私は肌断食を半年ほど続けて、肌がカサカサになり、最終的には肌がボロボロになりました。
間違った肌断食によって、傷ついた肌が悪化することはあります。
肌断食のカサカサは肌のSOSサインかもしれないので気をつけてください。
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肌断食をしてすぐに肌がカサカサになった
肌断食とは肌の刺激・メイク・スキンケア用品・基礎化粧品をすべて断つことを言います。
私が肌断食をしていたときは、朝と夜にぬるま湯で洗顔するだけで、あとは何もしませんでした。
そして、肌断食を開始したら、すぐに肌がカサカサになりました。
ぬるま湯で洗顔したら、数分後には肌がカサカサになっていたのです。
30分くらいすると皮脂が分泌されてカサカサはなくなるのですが、ぬるま湯で洗顔するたびにカサカサは出現していました。
当時の私はカサカサになる肌を見て、肌断食に不信感を抱いていました。
しかし、ネットを見ていると肌断食を擁護するコメントがたくさんあったのです。
- 肌断食を我慢して続ければ美肌が手に入る
- 肌断食を始めて乾燥するのは仕方ない
- 肌断食をしたら一時的に悪化するけど最終的には綺麗になる
私は肌断食に関する口コミを信じて、肌がカサカサになりながらも肌断食を継続したのです。
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肌断食をして数週間たってもカサカサは治らなかった
肌のカサカサを我慢しながら、ぬるま湯での洗顔を続けましたが、数週間たっても肌の状態は改善されませんでした。
むしろ、肌断食によるカサカサはひどくなっていたのです。
開始当初は30分くらいすれば肌のカサカサは消えていましたが、1時間たってもカサカサしたままになりました。
さらに、ぬるま湯での洗顔後に白い粉を拭くようになったのです。
白い粉ふきは乾燥肌の悪化が原因だと思います。
乾燥によって肌の水分量が減少して、肌の角層がはがれやすくなり、それが白い粉として現れます。
肌断食をしても改善がみられないうえ、少しずつ悪化していたので、ストレスは半端ではなかったです。
当時の私はそれでも肌断食をやめませんでした。
小さな意地が大きな後悔になるとも知らず、私は「肌断食で肌がキレイになる」と信じて続けるのです。
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肌のカサカサに加えてツッパリ感とかゆみが出てきた
肌断食を1か月ほど続けると肌のカサカサに加えて、ツッパリ感とかゆみが出てきたのです。
肌のツッパリ感はとにかく不快ですし、顔を動かすと痛みを感じることもありました。
肌のかゆみは我慢するのが大変で、無意識のうちにかいて悪化することもありました。
入浴後はツッパリ感とかゆみで苦しかったし、少しでも物理刺激を与えると肌が傷つくため、顔に何も触れないよう気を遣っていました。
正直いうと、このころには「肌断食では肌がキレイにならない」と確信していた気がします。
肌断食を始めてから私の肌は悪くなっていく一方で、誰が見ても異常がわかる状態でした。
肌断食に失敗したと気づきながらもやめられなかったのは、軽いパニックを起こしていたからでしょう。
思考が止まって何もわからなくなり、肌断食は失敗だと思いながらも、私は肌断食を続けるのです。
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肌断食のカサカサをほうっていたら肌がボロボロになった
肌断食によって私の肌はボロボロになりました。
肌のカサカサに始まり、ひどい乾燥肌、白い粉ふき、ツッパリ感、かゆみなど、さまざまなトラブルが起こりました。
それに加えて、肌の赤み、ニキビ、毛穴の開きなど、見た目も最悪の状態になっていました。
- 肌のバリアは低下し、少しの刺激で発赤する
- ニキビはできやすくなったし、ニキビが化膿して重度化する
- 毛穴は開いて、いちご鼻が目立つ
肌断食を開始して半年が経過したころ、私は限界を感じたのです。
当時の私は肌と心の両方が傷ついていました。
そんなときに私を救ってくれたのが親の言葉です。
親:「最近、肌の調子が悪いけど大丈夫?」
私:「そう思う?」
親:「見ればわかるでしょ」
私:「でも、もう少ししたら良くなるから!」
親:「どんどん悪くなっていると思うけど」
私:「大丈夫だって!」
親:「皮膚科に行ったほうがいいんじゃない?」
私:「だから大丈夫だって!」
親:「(真剣な顔で)皮膚科に行きなさい!」
親だからこそ気を遣いうことなく、子供にはっきりと伝えられたのです。
当時の私を見て、友人は「肌が汚い」と思っていたでしょうが、誰も口に出すことはありませんでした。
肌断食をやめるきっかけをくれたのが親です。
親の心配を受けて、私は皮膚科に行きました。
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最終的にはうろこ肌のようになり医師に重病を疑われた
私が皮膚科に行ったときは肌がボロボロというレベルではなく、「何をしたらそんな肌になるの?」というレベルでした。
肌にたまった汚れがうろこのようになり、肌の表面を触るとザラザラしていました。
うろこのような肌は見た目が最悪ですし、外出したときのストレスは半端でなかったです。
他人と目が合うたびに「ボロボロの肌を見られた!」と落ち込んでしました。
そして、たまった汚れを取ろうとしたり、念入りに洗顔したりすると、汚れの下にある角質層が一緒にはがれて、ヒリヒリと赤くなってしまうのです。
私の肌はあまりにもひどかったので、皮膚科を受診したときに先生が「もしかしたら重病の可能性があります」と言い、靴下を脱がされて足の指先をチェックされました。
結局は重病とは関係なかったのですが、「重病の可能性がある」と脅されて、私は生きた心地がしませんでした。
当時の私の肌は皮膚科医が重病を疑うほどに傷ついていたのです。
まとめ
肌断食をして肌がキレイになった人はいるでしょう。
しかし、肌断食をして肌がひどくなった人もいます。
肌断食をするのは自由ですが、自分との相性を確かめながら、のめり込みすぎないようにしてください。
肌断食に失敗して実感したのは、スキンケアの基本は洗顔と保湿であるということ。
洗顔によって肌の汚れを取り除いて、保湿によって肌の環境を整えてあげれば、肌は自然とキレイになっていきます。
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