年代別の貯蓄額は平均いくら?中央値・貯蓄率・目標額を紹介

スポンサーリンク
年代別の平均貯蓄額・中央値・貯蓄率・目標額を紹介お金の話

このページでは【令和最新版】年代別の貯蓄額の平均を紹介します。

貯蓄額について以下の情報をまとめています。

  • 年代別の貯蓄の平均金額
  • 年代別の貯蓄の中央値
  • 金融資産別の貯蓄の平均金額
  • 年代別の貯蓄率
  • 年代別の目標貯蓄額
  • 年代別の貯蓄目的

他人の貯蓄は気になりますが、お金の話を直接は聞きにくいものです。

自分の貯蓄額が多いのか少ないのかを知りたいなら、統計データの平均金額と比較してみましょう。

関連記事:お金がお金を生む仕組みは誰でも作ることができる

※「令和元年 家計の金融行動に関する世論調査」より引用。
※調査結果は世帯主が20歳以上でかつ世帯員が2名以上の世帯。
※調査方法は訪問と郵送の複合・選択式。

スポンサーリンク

年代別の貯蓄額の平均

年代別の貯蓄額を以下の2つに分けて紹介します。

  • 金融資産を保有している世帯の平均金額
  • 金融資産を保有していない世帯を含む平均金額

後者が貯蓄額の全体平均だと思って間違いないでしょう。

はじめに金融資産を保有している世帯の平均貯蓄額を紹介します。

平均貯蓄額
20代220万円
30代640万円
40代880万円
50代1574万円
60代2203万円
70代1978万円

年齢を重ねるごとに平均貯蓄額は増加していき、老後2000万円という話題どおりの結果となっています。

さらに、年代で見る金額別の貯蓄割合は以下のとおり。

20代30代40代50代60代70代
100万未満35.1%11.3%7.2%5.7%4.5%4.9%
100~200万未満16.2%13.8%8.8%5.9%5.3%4.0%
200~300万未満16.2%13.1%9.0%5.1%4.2%5.1%
300~400万未満5.4%7.8%7.4%4.6%5.1%5.4%
400~500万未満2.7%6.4%5.4%4.6%3.6%2.8%
500~700万未満5.4%11.0%12.0%6.3%7.7%8.9%
700~1000万未満8.1%10.2%11.4%9.7%6.8%9.3%
1000~1500万未満0%6.7%11.2%13.7%12.8%11.9%
1500~2000万未満0%2.8%6.2%10.7%7.5%8.8%
2000~3000万未満0%3.5%3.8%9.7%11.9%12.3%
3000万以上0%2.5%3.6%11.4%20.2%16.1%

今回の統計によると、20代は貯蓄1000万円を保有しておらず、50代以上の高額貯蓄との差が大きくなっています。

20~30代の貯蓄割合が100~300万に偏っているのはリアルな結果だと思います。

次に金融資産を保有していない世帯を含む平均貯蓄額を紹介します。

平均貯蓄額
20代165万円
30代529万円
40代694万円
50代1194万円
60代1635万円
70代1314万円

金融資産がゼロの世帯を含めているので、さきほどの統計(金融資産保有世帯)より平均貯蓄額は低くなっています。

さらに、年代で見る金額別の貯蓄割合は以下のとおり。

20代30代40代50代60代70代
金融資産ゼロ22.9%15.8%18.7%21.8%23.7%31.1%
100万未満27.1%9.5%5.9%4.5%3.5%3.4%
100~200万未満12.5%11.6%7.2%4.6%4.0%2.8%
200~300万未満12.5%11.0%7.3%4.0%3.2%3.5%
300~400万未満4.2%6.5%6.0%3.6%3.9%3.7%
400~500万未満2.1%5.4%4.4%3.6%2.7%1.9%
500~700万未満4.2%9.2%9.8%4.9%5.9%6.2%
700~1000万未満6.3%8.6%9.3%7.6%5.2%6.4%
1000~1500万未満0%5.7%9.1%10.7%9.8%8.2%
1500~2000万未満0%2.4%5.0%8.3%5.8%6.0%
2000~3000万未満0%3.0%3.1%7.6%9.1%8.4%
3000万以上0%2.1%2.9%8.9%15.4%11.1%

ほぼすべての年代で「金融資産ゼロ」が高い割合を占めていることに驚愕です。

学生、ニート、シングルマザー、生活保護など、重大な理由があって金融資産を保有していない人はいるでしょう。

金融資産ゼロの70代が31.1%もいることに驚きですし、貯蓄ゼロでは老後の生活は本当に大変だと思います。

平均貯蓄額の統計データから、貧困層の多さがわかりますし、貧富の格差の大きさにビックリします。

関連記事:定期預金にいくらずつ預けると最適なのかを解説

スポンサーリンク

年代別の貯蓄の中央値

中央値とは、データを小さい順に並べたとき、中央に位置する値のことです。

貯蓄額の「普通」を見るときは、平均値より中央値を参考にしたほうが、よりリアルな結果がわかります。

平均値の場合、一部の高額貯蓄者が平均をつり上げてしまうため、「普通」がわかりにくくなるのです。

中央値の場合、貯蓄を低い順に並べたとき、「真ん中になる人の貯蓄」を表しているので、普通の貯蓄水準に近くなるのです。

はじめに金融資産を保有している世帯の貯蓄額の中央値を紹介します。

貯蓄額の中央値
20代165万円
30代355万円
40代550万円
50代1000万円
60代1200万円
70代1100万円

平均値と比べたとき、中央値では貯蓄額(60代)に最大1000万円の違いがあり、貧富の差が浮き彫りになっています。

次に金融資産を保有していない世帯を含む貯蓄額の中央値を紹介します。

貯蓄額の中央値
20代71万円
30代240万円
40代365万円
50代600万円
60代650万円
70代460万円

金融資産ゼロの世帯を含めているので、中央値はさらに低い結果となっています。

20代の貯蓄額の中央値は71万円となっていますが、21歳の71万円と29歳の71万円では大きく印象が違います。

年代別とは言っても年齢の幅は大きいので、貯蓄額の中央値に安心せず危機感をお金を管理するべきです。

関連記事:【お金持ちの定義と割合】日本人の1割が資産4000万円以上

スポンサーリンク

【金融資産別】貯蓄額の平均

ここでは預貯金、保険、株式、投資信託など、金融資産別の金額を示します。

はじめに金融資産を保有している世帯の貯蓄額を紹介します。

20代30代40代50代60代70代
預貯金106万322万372万586万946万892万
金銭信託15万1万2万4万12万7万
生命保険38万138万293万427万436万411万
損害保険4万17万17万52万71万70万
年金保険14万45万72万191万171万64万
債券5万4万9万11万84万60万
株式5万54万41万156万248万257万
投資信託9万14万28万59万180万181万
財形貯蓄21万33万34万80万32万18万
その他3万12万12万8万22万17万

すべての年代において、預貯金と生命保険の金額が圧倒的であり、日本人の保守的な性格が数字に示されています。

年齢を重ねるごとに株式・投資信託の金額も増えていきますが、預貯金と生命保険はそれ以上に増えていきます。

次に金融資産を保有していない世帯を含む貯蓄額を紹介します。

20代30代40代50代60代70代
預貯金79万266万293万445万702万593万
金銭信託11万1万1万3万9万5万
生命保険28万114万231万324万324万273万
損害保険3万14万14万39万53万46万
年金保険11万37万56万145万127万42万
債券4万3万7万9万63万40万
株式4万45万33万118万184万171万
投資信託6万11万22万45万134万120万
財形貯蓄16万28万27万61万24万12万
その他2万10万10万6万16万12万

日本人の貯金好きな性格がわかりますが、銀行にお金を預けてもお金は増えません。

生命保険に意味がないとは言いませんが、ほとんどの人はお金を捨てているだけです。

ただ、給料が低くて貯蓄も満足にできない人が、投資に挑戦するのは勇気がいることでしょう。

関連記事:【貯金をする意味がない理由】お金は使うことで価値を持つ

スポンサーリンク

年代別の貯蓄率

年代別の貯蓄率を以下の2つに分けて紹介します

  • 年間手取り収入からの貯蓄率
  • 臨時収入等からの貯蓄率

日本人の貯蓄意識はどれくらい高いのでしょうか。

はじめに年間手取り収入からの貯蓄率の分布割合を紹介します。

20代30代40代50代60代70代
5%未満18.9%8.8%9.0%10.1%7.7%4.9%
5~10%未満8.1%19.4%20.4%15.8%11.7%10.9%
10~15%未満24.3%14.8%23.8%23.8%16.4%13.8%
15~20%未満2.7%6.4%5.4%6.5%3.4%3.0%
20~25%未満5.4%8.5%6.0%6.7%8.5%6.3%
25~30%未満2.7%2.5%1.6%1.1%0.9%0.9%
30~35%未満2.7%4.9%2.4%3.2%2.3%1.9%
35%以上5.4%4.2%2.4%1.9%3.2%1.6%
貯蓄しなかった21.6%19.1%18.2%25.1%40.4%52.2%

日本人は貯金が大好きと言われますが、「貯蓄しなかった」の割合が最も高いことには驚きです。

統計データから日本人の貯蓄率は大体0~15%だと言うことができるでしょう。

個人的に日本人の貯蓄率はもっと高いと思っていました。

おそらく、給料の低下、税金の増加、支出の増加などから、貯蓄したくてもできない世帯が多いのでしょう。

次に臨時収入等からの貯蓄率の分布割合を紹介します。

20代30代40代50代60代70代
10%未満10.8%12.0%13.6%13.0%5.5%2.6%
10~20%未満8.1%15.2%17.6%15.0%6.4%1.9%
20~30%未満5.4%4.6%6.2%5.7%2.1%1.8%
30~40%未満5.4%3.5%2.6%4.4%2.3%1.2%
40~50%未満5.4%3.5%2.0%1.7%0.2%0%
50~60%未満13.5%10.6%6.4%5.0%2.5%1.2%
60%以上10.8%11.3%6.4%4.2%3.0%0.5%
貯蓄しなかった27.0%24.0%26.9%29.9%28.3%20.7%
臨時収入がなかった10.8%11.0%13.8%17.5%44.2%61.1%

臨時収入等の貯蓄率は「貯蓄しなかった」の割合が最も高いのですが、若い世代の貯蓄率は比較的に高いです。

残念なのは臨時収入がなかった割合も意外と高いことです。

貯蓄をしたくても入ってくるお金がなかったら何もできません。

関連記事:【早くお金を貯める方法】学生でも簡単にできる貯金術とは

【年代別】目標とする貯蓄額

年代別の目標とする貯蓄額を紹介します。

20代30代40代50代60代70代
200万未満10.4%6.3%5.9%3.3%2.7%2.9%
200~300万未満0%2.1%1.3%0.6%2.0%1.6%
300~500万未満10.4%5.7%3.1%2.5%3.0%2.9%
500~700万未満12.5%9.5%9.1%6.9%7.2%7.0%
700~1000万未満2.1%1.5%0.8%1.0%1.0%1.2%
1000~1500万未満29.2%17.9%20.4%17.0%14.0%10.9%
1500~2000万未満0%0.9%2.4%2.8%2.4%2.5%
2000~3000万未満8.3%15.5%17.3%17.0%15.5%11.1%
3000~5000万未満8.3%11.0%9.9%12.5%9.9%10.1%
5000~7000万未満2.1%6.8%5.2%6.7%5.9%3.9%
7000万以上2.1%5.4%3.1%6.1%6.0%3.4%

1000~1500万円の貯蓄を目標としている人が全体的に多くて、人間は4桁の数字に魅力を感じていることがわかります。

また、目標貯蓄額2000~3000万円の割合も高くて、老後2000万円の問題が関係しているのだと思います。

ちなみに、目標貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおり。

平均値中央値
20代1378万円1000万円
30代2519万円1000万円
40代2031万円1000万円
50代2674万円2000万円
60代2634万円2000万円
70代2489万円1650万円

中央値から判断すると、20~40代の働き世代は貯蓄1000万円を第一の目標とします。

そして、50~60代になると老後に向けて貯蓄2000万円を第二の目標とするのでしょう。

しかし、現実問題として、貯蓄1000~2000万円を達成できる人は少ないと思います。

なぜなら、入ってくるお金より、出ていくお金が増えるからです。

子供の教育費や住宅ローンを考えたら、4桁の目標貯蓄額を達成するのは難しいです。

【年代別】貯蓄をする目的

年代別の貯蓄をする目的を紹介します。

20代30代40代50代60代70代
病気や災害の備え54.1%45.2%47.7%54.1%65.1%70.6%
子供の教育資金45.9%70.0%69.1%35.0%4.3%3.0%
子供の結婚資金5.4%2.8%5.0%9.3%5.1%0.7%
住宅用の資金27.0%18.4%11.4%11.4%10.2%7.7%
老後の生活資金29.7%41.7%48.9%71.4%79.2%77.6%
耐久消費財の資金16.2%16.6%16.8%14.5%13.0%10.5%
旅行用の資金40.5%19.8%14.0%12.6%15.8%11.6%
納税用の資金8.1%6.4%3.4%4.6%7.2%8.6%
遺産用の資金2.7%1.8%3.2%4.6%11.1%12.1%
特に目的はない18.9%24.7%16.0%16.2%19.6%23.5%
その他8.1%6.0%4.8%4.8%5.1%7.2%

病気や災害の備えとして貯蓄をしている人が多くて、すべての年代で高い割合を示しています。

30~40代は子供の教育資金のため、50~70代は老後の生活資金のため、それぞれの年代によって貯蓄目的の傾向があります。

旅行のために貯蓄しているのは20代が多くて、自由な時間が確保できる特権と言えるでしょう。

しかし、20代でも病気や災害の備え、子供の教育資金、老後の生活資金の割合が高いのは意外でした。

さらに言うと、貯蓄をする目的は特になくて、なんとなく安心だから貯蓄している人も意外と多いのです。

お金は精神安定剤とも言えるので「金融資産があれば安心する」という気持ちはわかります。

まとめ

貯蓄額は少ないより多いほうがいいですし、貯蓄があると人生の選択肢を増やすことができます。

人生はお金がすべてではありませんが、お金が大切なことも事実です。

ただ、貯蓄額にこだわりすぎるのは良くありません。

貯蓄を他人と比べたり、目標貯蓄額に固執しすぎたり、目的もなく貯蓄するのは、人生において無駄だと言えます。

人生の時間は限られているので、貯蓄だけでなく勉強、経験、遊びなども意識して過ごしてください。

目的を持って貯蓄しながら、人生を有意義にするために時間を使っていきましょう。

コメント