このページではすぐ人にイライラする性格を直すための考え方を紹介します。
誰でもイライラすることはありますが、中にはすぐにイライラしてしまう人がいるはずです。
すぐキレる人、イラチな人、自分の思い通りにならないと怒る人はたくさんいて、少しのことでイライラしてしまう人は完璧主義でこだわりが強いという傾向にあります。
それはそれであなたの個性なのですが、すぐイライラしてしまう性格は苦労します。
短気は損気はまさにその通りで、イライラしても良いことはないです。
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イライラするのは決して悪いことではない
イライラしやすい性格を直したいと自分を責めてしまう人はいるかもしれません。
ただ、イライラするのが絶対に悪いわけではありません。
- 仕事ができない
- 礼儀がなっていない
- 遅刻する
- 返事が遅い
仕事や生活をしているなかで、誰でもイライラすることがあります。
自分の思い通りにならないと気が済まないのは、あなたの真面目な性格の一面でもあるのです。
「怒り」というのは人間の感情の一種なので、怒りを全く感じないというのも問題だと思います。
怒りを感じることで、成長して、学んで、経験して、人間として大きくなっていくのです。
大切なのはイライラしないのではなく、怒りを上手くコントロールすることです。
すぐ人にイライラする性格を直したいなら考え方を変えろ
イライラしやすい性格を直すのは簡単ではなく、怒りの感情を我慢することは逆効果にもなり得ます。
すぐにイライラする性格を直したいなら、「イライラしないようにする」と考えるのではなく、「イライラをコントロールする」と考えましょう。
自分の思い通りにならないとき、イライラを感じても大丈夫なのです。
大切なのはイライラを感じたときに感情を上手くコントロールすること。
人間関係を上手に築くうえで以下の2つを気をつけましょう。
- イライラを人に爆発させない
- イライラを長く持ち続けない
イライラすることが悪いのではなく、イライラした後の後処理が重要なのです。
怒りを覚えることは人間の防御反応だと思います。
怒りを覚えて、それを上手く発散することで、人間は感情を保ちながら生きていくことが大切です。
イライラしていると幸せな時間が減ってしまう
イライラしているということは、その間の人生の時間を楽しめていないということです。
怒りが満ちている空間は自分も気分が悪いですし、相手も気分が悪いですし、その場に居合わせた人も居心地が悪くなります。
誰かが怒っていると気を遣いますし、その場から離れたくなるものです。
つまり、あなたがイライラを爆発させると、自分だけでなく周りの人の幸せな時間を奪うことになるのです。
人生の時間は限られているので、せっかくなら幸せな時間を過ごしたいものです。
だからこそ、イライラが爆発しそうなときは、幸せな時間が減っていると考えるようにして、頭を冷やすように心がけましょう。
ゆっくりと深呼吸をしたり、自分からその場を離れたり、太ももをつねったりして、イライラから意識を逸らすのです。
イライラから少しでも意識が逸れると、爆発することはなくなりますし、あなたの幸せな時間を取り戻せるはず。
思い通りにならないからといって怒る人は、幸せな時間を減らしているので人生がもったいないと思います。
「こんな人もいる」とイライラさせる人を受け入れる
挨拶をしない人、道を譲らない人、平気で遅刻する人など、世の中にはイライラさせる人がたくさんいます。
だから、イライラするのはあなたのせいだけではなく、自己中心的で礼儀のなっていない相手のせいでもあるのです。
イライラさせる人を変えるのは簡単ではありませんし、それによってさらにイライラが積み重なるかもしれません。
だからこそ、「こんな人もいる」とイライラさせる人を受け入れるべきなのです。
道を譲らない人を例として挙げます。
街中を歩いていて、全く道を譲らない人や避けるそぶりを見せない人はいますよね。
なかには、自転車や自動車で道を譲らない人に怖い思いをした人もいるでしょう。
そんなときにイライラが強くなって、相手に対抗したくなる気持ちはわかります。
しかし、最善の方法は「こんな人もいる」と考えて、自分から道を譲って相手と関わらないことです。
なぜなら、相手が暴力的な人だったり、変な言いがかりをつけられたり、トラブルに巻き込まれたりする可能性があるから。
マナーのなっていない人に関わって、あなたが損をしてしまうことはありますし、小さなことのために危険をおかす必要はありません。
そして、世の中のイライラさせる人全員にイライラしていたら、あなたの生活や仕事が台無しになってしまうでしょう。
- 相手にしてはいけない
- イライラしたらもったいない
- 関わらないようにしよう
イライラさせる人をある程度は受け入れて、それ相応の態度で向き合っていくほうが有意義だと思います。
イライラを持ち続けないように工夫する
人間関係において、イライラを爆発させないことと同じくらいに、イライラを持ち続けないことは大切です。
イライラを抱えたままで良好な人間関係ができるでしょうか。
イライラを持ち続けていると自分では気づかないうちに誰かを傷つけてしまうかもしれません。
- 関係のない友達にあたってしまう
- 家族に愚痴ってしまう
- 仕事の効率が落ちてしまう
イライラを持ち続けることで、あなたにとってマイナスな影響がたくさんあるはず。
だから、イライラを持ち続けないために、自分なりの気分転換法を見つけましょう。
- 音楽を聴く
- 散歩する
- ランニング
- スポーツ
- カラオケ
- ショッピング
すぐにイライラする性格を直すだけでなく、自分なりの気分転換法をもっておくことも、人間関係を円滑にするうえで大切だと思います。
イライラしない考え方を心がけていく
イライラするのは相手のせいでもありますが、怒りの感情を強くして長引かせてしまうのは自分のせいでもあります。
怒りの原因が相手のせいとしか考えられない人は、怒りを爆発させたり長引かせたりしがちで、相手が変わることが無意識に期待しているのです。
しかし、相手が変わることを期待するより、自分の考え方を変えてイライラを抑えられたほうが、自分の人生のためにはいいでしょう。
イライラしやすい人は「私には人にイライラしやすいクセがある」と自覚することが大切です。
あなたがどのような人にイライラするのか。
あなたがそのような状況で怒りを覚えるのか。
自分のイライラする考え方のパターンを考えてみましょう。
- ルールが守れない
- マナーが悪い
- 挨拶をしない
- お礼を言わない
- 仕事が遅い
- 優柔不断である
- 努力をしない
人によって怒りを覚えるパターンはさまざまだと思います。
あなたのイライラしてしまう考え方のパターンやクセをひとつ知るだけでも大きな成果です。
自分のイライラするクセを自覚していれば、イライラしていると気づくことができるはず。
イライラしたときに少しでも自覚することができると、怒りを抑えたり、意識を変えたり、受け流したり、あなたにとってプラスな行動がとれると思います。
自分のイライラしやすい考え方のパターンを自覚して、怒りが大きくなるのは自分の考え方のせいと考えられるようになると怖いものなしです。
怒りを爆発させ、怒りを長引かせるのは、百害あって一利なし。
すぐ人にイライラする性格はゆっくりと直していけばいい
イライラしやすい性格を直そうと思っても、すぐには上手くできずイライラを抑えられないこともあるでしょう。
そういうときは長い目で考えてゆっくりと直していけばいいのです。
性格なんて簡単に直るものではありません。
生まれたときからの気質や長い年月でつくられた性格を直すことは難しいと思います。
だからこそ、時間をかけてゆっくりと自分を育てていくことが大切なのです。
考え方によっては自分をイライラさせる人は練習相手です。
イライラさせる人に対して、イライラしないように考えながら、接することが第一歩だと思います。
上手くいかないことはあるでしょうが、そのときは「まだまだ未熟だな」と笑い飛ばせばいいのです。
自分の性格はゆっくり直せばいいですし、最悪は直らなくてもいいです。
ただ、人にイライラするのはやめようという明確な目標をもって取り組めば、1年後には少しは人にイライラしなくて済むようになれるでしょう。
まとめ
自分の思い通りにならないと怒ることはありますし、イライラするのは正常な感情でもあります。
しかし、強い怒りや長引く怒りは良いことではありません。
強い怒りは暴言や暴力などの衝動を生み、長い怒りは憎しみや恨みにつながる危険性があります。
イライラやストレスは健康や美容にも良くないとも言われます。
自分の怒りをコントロールすることは人間関係においてとても大切です。
イライラしやすい性格を直すために、少しずつ行動を変えていくべきだと思います。
イライラという敵から離れることができると、あなたの人生は豊かになること間違いなしです。
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