ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法のデメリットを解説投資の基本知識
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「ドルコスト平均法はおすすめ!」と金融機関の営業マンは笑顔でいいます。

私もドルコスト平均法を実践していますし、それなりに利点があるのは確かです。

けれど、ドルコスト平均法にはデメリットがあります。

ドルコスト平均法は最高の投資方法ではありません。

このページではドルコスト平均法のデメリットを解説します。

これから投資を始める方は、デメリットを理解したうえで、ドルコスト平均法を実践しましょう。

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ドルコスト平均法のデメリットは機会損失の可能性

ドルコスト平均法によって投資を分散させると、「機会損失」というデメリットが生じるかもしれません。

具体的にいうと、ドルコスト平均法によって、企業成長による配当収益を逃してしまうのです。

例えば、あなたは株式Aを40株購入するとします。

株式Aは年間4回(1月、3月、6月、9月)に1株100円の配当金を株主に還元します。

一括投資では1月に40株購入。

ドルコスト平均法では1月、3月、6月、9月に10株ずつ購入。

では、一括投資とドルコスト平均法で成績を比べます。


【一括投資】

1月3月6月9月
株数40404040
配当4000400040004000

【ドルコスト平均法】

1月3月6月9月
株数10203040
配当1000200030004000

一括投資とドルコスト平均法の最終的な株数は同じ(40株)になりますが、それまでの配当収益が異なります。

配当収益は一括投資で16000円、ドルコスト平均法で10000円となり、一括投資のほうが効率よく資産運用できているのです。

これがドルコスト平均法による機会損失デメリットです。

また、ドルコスト平均法によって、自分が最適だと思う金額・タイミングで投資できていないのであれば、それも機会損失と捉えることができます。

その瞬間、その瞬間で、投資家が最適だと思う金額を、最適だと思うタイミングで投資するのが、投資家の意志決定としてはベストです。

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ドルコスト平均法によって購入手数料が高くなる

ドルコスト平均法には購入手数料が高くなるというデメリットがあります。

ドルコスト平均法によって投資タイミングを分散させると、自然と投資回数が増えるので購入手数料は高くなります。

100万円を一括投資すれば手数料は1回分です。

しかし、100万円を10万円ずつ10回に分けて投資すれば手数料は10回分です。

最終的に同じ金額を投資したとしても、一括投資と比べてドルコスト平均法のほうが手数料分だけ不利になります。

購入手数料が必要ない商品であれば問題はありませんが、高い購入手数料が必要な商品では最悪のデメリットといえるでしょう。

手数料はリターンを押し下げるので、購入手数料が発生する商品には注意が必要です。

購入手数料がかかる場合、ドルコスト平均法は控えるべきだと思います。

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ドルコスト平均法は知的向上心を奪う

ドルコスト平均法には投資家の知的向上心を奪って、株式投資・資産運用に関する思考を停止させるというデメリットがあります。

ドルコスト平均法は一定期間ごとに一定金額で同じ投資対象を買い付けるだけなので、何も考えることなく投資を続けることができます。

ドルコスト平均法なら投資に無関心でもいいのです。

これはドルコスト平均法のメリットともいえます。

しかし、投資家として「より多くの利益を上げたい」「もっと詳しくなりたい」という知的向上心を失うと、それ以上の成長は期待できません。

ドルコスト平均法で満足してしまえば、より良いリターンを得るチャンスは消え去り、平均的な投資家として人生を終えるでしょう。

ドルコスト平均法は「平均」「安定」という気休めを与えてくれますが、あなたの投資家人生の成長を奪い取る可能性があるのです。

ドルコスト平均法に出会って、株式投資・資産運用の思考を停止させた投資家は、デメリットにハマったといえます。

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「ドルコスト平均法はリスクを下げる」という誤解

ドルコスト平均法のデメリットではないのですが、「ドルコスト平均法はリスクを下げる」という間違って情報は出回っています。

金融関係者から「ドルコスト平均法はリスクを軽減するからおすすめです」といわれたら注意してください。

ドルコスト平均法でリスクは下がりません。

なぜかというと、一括投資でもドルコスト平均法でも、同じ商品に投資しているかぎり、リスクは変わらないからです。

ドルコスト平均法によって、Aという商品がA+という商品に変化すればリスクは変わるでしょう。

しかし、現実では投資のタイミングを変えたからといって、投資対象のリスクが変化することはありえません。

一括投資しようが、ドル・コスト平均法で投資しようが、Aという商品のリスク(変動幅)は同じです。

「ドルコスト平均法はリスクを下げる」という誤解が広まっているのであれば、それはドルコスト平均法による弊害ともいえるのではないでしょうか。

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まとめ

ドルコスト平均法のデメリットは「機会損失」「手数料の負担」「知的向上心を奪う」「リスクを下げるという誤解」の4つです。

ちなみに、ドルコスト平均法のいちばんのデメリットは機会損失だと思います。

まとまった投資資金のある投資家が、ドルコスト平均法で少額ずつ投資していくことは、リスクを先送りにしているだけです。

リスクを先送りにして、リターンの機会を損失しているのです。

金融機関の営業マンは「ドルコスト平均法はおすすめ!」と宣言して、素人に金融商品を売りつけます。

だまされて損をしないように、ドルコスト平均法についてしっかりと理解しておきましょう。


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