このページでは肌断食でいちご鼻が悪化する理由を解説します。
私は肌断食(ぬるま湯で洗顔して、スキンケアはしない)をした結果、いちご鼻が余計に目立つようになりました。
肌断食で鼻の毛穴が黒ずんで、イチゴのように黒い点がポツポツとできたのです。
いちご鼻は隠すことが難しいので、他人と顔を合わせるたびにストレスでした。
いちご鼻を治すには適切なケアが必要であり、肌断食をしても治る確率は低いと思います。
肌断食でいちご鼻が治る確率はゼロではありませんが、私の場合は1ミリも良くなりませんでした。
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肌断食でいちご鼻は良くならない
私が肌断食をしていたときはぬるま湯でしか洗顔しませんでした。
当時は朝と夜(入浴時)にぬるま湯で洗顔して、その後は保湿せずほったらかしにしてました。
残念なことに肌断食をした結果、鼻のすべての毛穴に角栓が溜まり、ポツポツのいちご鼻が一目でわかる状態になったのです。
最もひどいときは角栓が溜まりすぎて盛り上がり、鼻を手で触るとポツポツの感触がわかるほどでした。
いちご鼻を治したい一心で肌断食に取り組んでいる人はいるでしょう。
しかし、肌断食を続けるほど、いちご鼻はひどくなります。
私はいちご鼻があまりにひどかったので、つまようじを使って角栓を取ろうとしたのですが、毛穴を傷つけてニキビになるだけでした。
肌断食をしてもいちご鼻は良くならないし、角栓を取ろうとしたらひどくなるし、私にとっては悲しすぎる思い出です。
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肌断食でいちご鼻が悪化する理由を解説
肌断食でいちご鼻が悪化する理由は2つあります。
- 毛穴に汚れが溜まる
- 肌が乾燥して柔軟性がなくなる
皮脂が多い人、乾燥しやすい人は肌断食でいちご鼻になりやすいので注意してください。
毛穴に汚れが溜まる
いちご鼻になる原因のひとつは毛穴に溜まった皮脂汚れです。
肌断食はぬるま湯でしか洗顔しないので、皮脂汚れを取りきることができず、角栓が次第に大きくなっていき、毛穴詰まりが引き起こされます。
皮脂を取りすぎないことも重要ですが、皮脂汚れを適度に取ることも重要です。
肌断食では、皮膚の保湿機能(皮脂)を大切にするあまり、肌の汚れを落とすことがおろそかになるのです。
適度に分泌される皮脂は効果的ですが、過剰に分泌された皮脂や時間がたって酸化した皮脂は悪影響を与えます。
ぬるま湯だけで皮脂汚れを取りきれる人もいますが、洗顔料を必要とする人もいるので、自分の肌に合わせた対策を取りましょう。
特に皮脂が多い人は皮脂汚れも多いので、ぬるま湯を流すだけの洗顔では不十分だと思います。
肌が乾燥して柔軟性がなくなる
肌断食は洗顔後に保湿をしないので、どうしても肌が乾燥しやすくなります。
冬の時期はどれだけ肌質が強い人でも、洗顔後に保湿しないと乾燥するでしょう。
肌が乾燥すると、角層の水分量が失われて、肌の表面はザラザラとなり、毛穴周囲の柔軟性がなくなっていきます。
保湿して潤いのある肌がモチモチなのは一目瞭然で、肌の水分量と皮膚の柔軟性は大きく関係しているのです。
毛穴周囲の柔軟性が失われると、皮脂の排出が上手くできず、角栓が過剰に溜まるようになって、最終的にはいちご鼻となります。
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いちご鼻を解消するにはスキンケアしかない
いちご鼻の解消に最も効果的なのは適切なスキンケアです。
一日の皮脂汚れを落として、その後にスキンケアで肌を補ってあげると、肌のターンオーバーが改善されていき、いちご鼻も解消されていくはずです。
角栓が詰まることなく正常に排出されたら、詰まった皮脂が酸化することもなく、ポツポツのいちご鼻で悩むこともないのです。
- 皮脂汚れを適度に落とす
- スキンケアで肌を整える
上記2つを心がけると肌は確実に良くなっていくでしょう。
しかし、肌の状態が悪い人は皮膚科の受診が必要かもしれません。
いちご鼻の重症度によっては、専門的な治療を必要とする場合もあります。
当時、私がいちご鼻を治したときは、皮膚科で処方された塗り薬を使っていました。
毛穴詰まりを改善する塗り薬を使っていたので、いちご鼻にはとても効果的でした。
肌の状態が悪い人、重度のいちご鼻がある人は、スキンケアだけで完治するのが難しいと思います。
毛穴詰まりに対して働きかける市販薬は少ないですし、スキンケアだけでは限界があるのも事実です。
いちご鼻の解消法として、基本は適切なスキンケアで経過を見ながら、改善が見られないなら皮膚科の受診も検討する、というのが最善策だと思います。
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【肌断食の感想】いちご鼻どころではなかった
私は半年ほど肌断食をしていたのですが、当時の半年間は地獄のようでした。
肌荒れがひどすぎて、外出するのが本当に嫌でした。
「自分の肌荒れを見られたくない」
「いちご鼻を汚いと思われていないか」
街行く人たちが自分の肌荒れを見ているのではないかと、外出するたびに不安を感じていたのです。
一番苦痛だったのが電車に乗ることです。
特に満員電車は逃げ場がないうえ、人との距離も近くなるため、いちご鼻が気になって仕方ありませんでした。
電車の中で目の前に人の顔があったとき、見られないように顔を伏せて乗り過ごしていたのです。
いちご鼻のストレスに加えて、他人の視線からもストレスを感じていて、憂鬱な毎日を送っていました。
また、肌断食による悪影響はいちご鼻だけにとどまらず、乾燥、ニキビ、赤みもひどくなっていたのです。
最もひどいときは肌の汚れが溜まりすぎて、汚れがウロコのようになり、岩肌になっていました。
ゴツゴツした岩肌の原因は、洗顔不足で皮脂汚れを落とし切れてなかったためです。
肌断食をした結果、いちご鼻どころではなく、それ以上に肌は悪化しました。
肌断食をしていたときは、いちご鼻でも苦しみましたが、岩肌のような肌荒れが一番の悩みだったのです。
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いちご鼻の悩みは深刻だから早急に対策するべき
いちご鼻は他人から見られやすく、日々のストレスは半端ではありません。
いちご鼻をマスクで隠している人もいるくらいなので、他人からの視線は精神的ダメージが大きいのです。
いちご鼻を持っている人は、他人と顔を合わせるとき、敏感になってしまいます。
他人は肌荒れを見ているつもりではなくても、自分自身で勝手に「肌荒れを見られた!」と思いこんでしまうのです。
自分の肌は汚いという過剰意識が、他人に見られているという強迫観念を生むのでしょう。
また、いちご鼻を誰にも相談できず、ひとりで悩みを抱えている人も多いです。
- いちご鼻をバカにされたらどうしよう
- いちご鼻くらいで相談するのは迷惑かもしれない
悩みが深刻であればあるほど、自分に自信を持つことができず、ひとりで苦しんでしまうのです。
いちご鼻の悩みは深刻なので早急に対処してください。
肌断食でいちご鼻が悪化したならすぐに中止しましょう。
悩んで苦しいなら家族に相談しましょう。
誰にも相談できないなら、皮膚科を受診して専門家に相談しましょう。
いちご鼻の対処として最善なのは皮膚科を受診することだと思います。
自分ではどうしようもないこともありますし、最新の治療薬の効果もすばらしいですし、皮膚科の受診も検討するべきです。
まとめ
肌断食でいちご鼻が悪化する可能性はあるので、異変があればすぐに中止してください。
肌断食を中止して、今まで通りのスキンケアに戻って、肌の状態が改善するのを待つべきです。
いちご鼻の原因は皮脂汚れと乾燥なので、基本的なケアである洗顔と保湿を続けましょう。
しかし、いちご鼻の改善が全く見られないなら、皮膚科を受診して専門家の力を借りてください。
私は皮膚科を受診して、専門的な塗り薬を根気よく使い続けたら、いちご鼻が良くなっていきました。
人によって肌の状態は異なるので、ひとつの治療法に固執しすぎず、ケースバイケースで対処していきましょう。
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