このページでは介護職の男性は結婚できないのかを紹介します。
私は病院で働いていますが、介護職の結婚事情について色々と聞きます。
結婚について、良い話もあれば悪い話もあって、介護職の結婚観は人それぞれです。
また、男性と女性で結婚事情も異なるので、今回は男性に注目してまとめていきます。
介護の仕事を目指している方や結婚を不安に思っている方の参考になれば幸いです。
介護職の男性でも結婚できる理由
結論をいうと、介護職の男性でも結婚はできます。
なぜかというと、私の知り合いには結婚している介護職がたくさんいるからです。
私の職場には幸せな結婚をしている介護職がいます。
結婚について不安を感じている介護職は多いですが、仕事によって人生が決まるわけではありません。
ただ、私の職場の介護職は半分以上が結婚に後ろ向きです。
「結婚しなくてもいい」
「結婚できるか不安」
結婚に対して前向きになれない介護職は意外と多いです。
介護職が結婚に対して不安を感じるのはいくつか理由があるのでしょう。
人によって色々な意見がありますが、介護職だからといって絶対に結婚できないことはないです。
介護職の男性の結婚相手ランキング
介護職の男性の結婚相手には傾向があり、職業柄の出会いが影響しています。
ここでは介護職の男性の結婚相手ランキングを紹介します。
あくまで、個人の調査にもとづいているので参考程度にご覧ください。
【介護職の男性の結婚相手ランキング】
第1位:介護職
第2位:看護師
第3位:リハビリ職
第4位:保育士
第5位:飲食店勤務
私の職場の介護職を見ると、結婚相手は上記のように分かれます。
介護職の結婚相手で最も多いのは同じ職場の介護職です。
介護の仕事は夜勤・休日出勤があるので、仕事を通して一緒に過ごす時間が多く、恋愛に発展しやすいのです。
結婚相手の傾向として医療・福祉関係の職種が多く、仕事に関係して出会ったまま結婚するケースが多いと思います。
ただ、あくまで傾向があるだけで介護職と他業種との結婚もあり得ます。
同級生との結婚もあるし、合コン相手との結婚もあるし、知り合いとの結婚もあるし、介護職だからといって医療・福祉に限定されるわけではありません。
介護職の男性が結婚に後ろ向きである理由
介護職の男性でも結婚できるのですが、すべての介護職が結婚に前向きではありません。
私の職場の介護職は結婚に後ろ向きな人が多く、「結婚しない」と断言している人もいます。
介護職が結婚に消極的なのは理由があるのです。
介護職の給料は低い
介護職が結婚に後ろ向きな理由で最も多いのは給料の低さです。
介護職の給料は職場によって違いますが、厚生労働省のデータでは平均22万円(手取り18万円)と示されています。
関連記事:介護職の平均給料はいくら?手取り・ボーナス・年代別金額を紹介
他の医療職と比べて介護職の給料は低く、生活に対して不安を抱える気持ちもわかります。
男性の場合は低い給料で家族を養えるか心配になりますし、給料金額を気にする女性も多いので、結婚に対して前向きになれないのも当たり前です。
ちなみにですが、私の職場の介護職は手取り16万程度であり、生活苦を嘆いている職員は多いです。
介護職の手取り16万円は、一人暮らしでも贅沢できないほどの金額ですし、結婚して家族を養っていくのは不安です。
介護職の仕事は重労働である
介護職の仕事は重労働なので、何十年も続けることに不安を感じます。
疲労、肩こり、腰痛、抑うつなど身体の不調によって、仕事が続けられなくなるかもしれません。
年齢とともに身体は衰えていくので、介護の仕事をいつまでも続けられる保証はありません。
結婚すれば何十年もお金を稼ぐ必要があるわけで、家族ができると介護の仕事を簡単に辞められなくなるのです。
介護の仕事を何十年も続けるのは覚悟が入りますし、実際に身体の故障によって介護職を断念する人もいます。
他の産業と比べて介護の離職率は高く、労働負担と退職リスクを抱えたまま、男性介護職は結婚に踏み切れないのです。
介護の仕事は女性受けが悪い
介護の仕事は女性受けが悪いと思っている男性は多いです。
女性受けが悪い理由はさきほど紹介したとおりで、①給料の低さ、②仕事のきつさが挙げられます。
特に介護職の給料の低さが女性受けの悪さをイメージづけています。
女性は結婚の条件として、給料を第一に挙げることが多く、給料が高い男性は単純にモテるのです。
婚活市場でも高給料のネームバリューは強く、介護職の男性は給料明細に表示される金額を見るたび自信をなくすのです。
給料がすべてではありませんが、給料が重要なことも事実で、結婚相手を給料だけで判断する女性はいます。
「お金で買えないものはない」という言葉もあるように、結婚相手もお金で決まることがあるのです。
介護職同士の結婚は幸せなのか解説
私の職場では介護職同士の結婚が最も多いですが、幸せもあれば不安もあるという感じです。
介護職同士の夫婦なら、お互いの仕事を理解できているので、家庭と仕事の両立が上手くまわりやすいです。
お互いの悩みを共有したり、仕事のアドバイスをしたり、同じ介護職だからこそ支え合うことができます。
ただ、介護職同士の結婚には試練もあります。
1つ目は金銭的な試練です。
介護職の給料は低いので、共働きだとしても家計に余裕はなく、介護職同士の新婚生活は節約から始まるでしょう。
子供が1人ならまだしも2~3人となれば、介護職の給料では家計が火の車です。
介護職同士の結婚は基本的に贅沢できないと思います。
2つ目は身体的な試練です。
介護の仕事は身体的な疲労が溜まるので、夫婦ともに介護職だった場合はお互いが辛いです。
疲労が溜まりやすいということは、身体が壊れる確率も高いということで、上手に休息していかないと家庭崩壊を起こしかねません。
介護職同士の結婚は幸せもあれば不安もあり、幸せなことばかりではないと思います。
しかし、夫婦ふたりで人生の試練を乗り越えていけば、どんな結果になろうとも最後は笑えるはずです。
結婚において介護職同士という要素は重要ではなく、愛を誓った二人がお互いを気遣うことができれば、幸せな結婚生活を送ることができると思います。
介護職が結婚できないのは個人の問題
介護職の男性は結婚できないと言われたり、介護職の男性自身が結婚できないと思っていたりしますが、結婚できないのは個人の問題です。
結婚の運命を職業のせいにしている人は結婚できないと思います。
結婚できないのはあなたが行動していないからです。
・魅力を上げるために自分を磨く
・気遣いを身につける
・話術を鍛える
・合コンや街コンに参加する
・たくさんの女性と積極的に会う
結婚できないと諦めるのではなく、女性にモテるための努力をしましょう。
人間の魅力は職業だけではありません。
性格、見た目、雰囲気、優しさ、笑顔など、女性が男性を好きになるポイントはたくさんあります。
目標に向かって努力している姿はカッコいいし、一生懸命に仕事している姿は素敵だと思います。
結婚したいなら、介護職であることに自信を持って、自分を高めていきましょう。
外見と内面の両方を磨くことで、素敵な女性と巡り会えるはずです。
まとめ
結婚に対して後ろ向きな介護職は多いですが、結婚できない介護職はこの世にいません。
すべての介護職に結婚の可能性はあります。
結婚を思い浮かべたとき、介護職は給料の低さで自信をなくしますが、それほど気にする必要はありません。
なぜなら、お金で結婚を決める女性と結婚しても幸せにはなれないでからです。
幸せになりたいなら介護職の男性を愛してくれる女性と結婚するべきです。
さらに言うと、ほとんどの人は結婚相手を選ぶとき、職業より外見や内面を優先します。
結婚相手の職業も重要ですが、外見と内面のほうがもっと重要です。
「介護職だから・・」と思いこんでいるのは自分だけかもしれません。
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