このページでは20代で貯金1000万円を達成した体験談を紹介します。
私は20代で貯金1000万円を達成しました。
そして、今では1000万円以上を株式で運用しています。
「貯金1000万円」というのは大きな目標であり、とても魅力的な数字だと思います。
1000万円を貯めた私が伝えたいことは以下のとおり。
- 貯金1000万円を超えたら変化したこと
- 1000万円を貯めようと思った理由
- 1000万円を貯めるうえで重要だったこと
- 20代で貯金1000万円を達成した節約法
貯金1000万円を目指している人はぜひご覧ください。
手取り20万円に満たない私でも1000万円が貯められました。
貯金1000万円を超えたら生活が変わった
私は大学を卒業してから、病院でリハビリ専門職として働いて、20代で貯金1000万円を達成しました。
貯金が1000万円を超えたことによる変化は以下の3つです。
- 複数の銀行口座を開設した
- 自信がついた
- 心に余裕ができた
人生が変わるほどの大きな変化はありませんが、貯金1000万円を超えたら生活の質は間違いなく上がりました。
貯金が1000万円を超えたら複数の銀行口座を開設した
普通預金(利息付)の場合、取引金融機関が破綻しても1000万円までは補償してもらえます。
しかし、1000万円を超えた分に関しては銀行が破綻しても補償はありません。
そのため、1つの口座だけに1000万円以上のお金を入れておくことは最善ではないのです。
メインバンクに1500万円を貯金していたとしても、メインバンクが破綻した場合には1000万円しか戻ってこず、残りの500万円は補償してくれません。
だから、私は銀行口座とネット銀行に1000万円を分けました。
現在では生活用口座、給料振込口座、投資用口座に分けて、それぞれの口座に分配しています。
貯金が1000万円を超えたら自信がついた
貯金1000万円というのは私の第一目標でした。
20代で貯金1000万円を達成できたことは私の自信になったのです。
生きていくうえで自信は大切だと思います。
中学・高校のときの話ですが、部活動をしていた私はある時期から急激に強くなったのです。
なぜかというと、それは他校との練習試合で格上の相手に勝つことができたから。
正直いうと、練習試合は運で勝ったみたいなものでした。
しかし、格上の相手に勝ったことが私の自信になったのです。
「意外といけるんじゃない!?」と、根拠のない自信が湧き出てきて、私のレベルは上がりました。
万年予選敗退だった私が予選で3位になり、県大会でベスト16に入り、県ベスト4の選手とも接戦ができるようになりました。
自信はその人の雰囲気、行動、メンタルを変えてくれます。
貯金が1000万円を超えたら心に余裕ができた
貯金1000万円があると心に余裕ができます。
1000万円を貯めて以降、イライラすることが減りましたし、必死に節約するのもやめました。
生活スタイルが緩くなったことで、以前より支出は増えたのですが、心の余裕が毎日を幸せにしてくれます。
1000万円を貯めた結果、心に余裕ができて、新しいチャレンジができるようになったこともプラス要素です。
貯金1000万円は心に余裕をつくって挑戦を促してくれます。
1000万円を貯めた私は投資でお金を増やすチャレンジをしているのです。
貯金1000万円を超えたら投資を始めた
私は貯金1000万円を超えるまでは、節約してお金を貯めるだけでしたが、貯金1000万円を超えてからは投資でお金を増やす努力をしています。
投資においてお金を持っていることは強みです。
100万円が2倍になると200万円(100万円の利益)ですが、1000万円が2倍になると2000万円(1000万円の利益)になります。
投資資金が多い分だけ投資で得られる利益も多くなるので、資産100万円の投資家と資産1000万円の投資家では天と地ほどの差があるのです。
また、資産が多いほど投資の幅を広げることができます。
投資と言ってもさまざまな種類があり、株式、債券、不動産、投資信託、金、為替、ビットコインなど、幅広い投資商品が存在します。
投資において分散することはリスク低減の効果があるので、値動きの違う幅広い商品に投資することは有効です。
資金が多いほど分散投資の恩恵を受けることができるのです。
私は貯金1000万円という砦を作ってから、投資を始めると決めていました。
貯金1000万円のスケールメリットを利用して、効率よくお金を増やしていきます。
関連記事:管理人のインデックス投資成績をリアル公開
20代で1000万円を貯めようと思った理由
私が貯金1000万円を目指そうと思ったのはネット記事がきっかけです。
プレジデントオンラインの記事で、ある作業療法士さんが取り上げられていました。
29歳女性。
首都圏郊外の病院勤務。
一人暮らしで手取り年収300万円。
毎月の貯蓄は定期預金に3万円、投資信託に2万円、ボーナス月に10万円。
その作業療法士さんは29歳で貯金940万円を達成されていました。
一部発言を紹介します。
「就職したとき、社会人として貯金がないと恥ずかしい、って思ったんです。周りの人も同じように貯金しているものだと思っていました」
引用:プレジデントオンライン
上記の記事をみたとき、何を思ったのか、私も高額貯金を目指そうと決意したのです。
29歳までに1000万円をつくってやろうと貯金を始めました。
最初はどうなるかと思いましたが、結果として20代で貯金1000万円を達成できたのです。
お金が貯まらないと文句をいっている人へ。
本気でやる。
やればできるから。
本気でやらないとできない。
大学生のバイトがあったから貯金1000万円を超えた
私が少ない手取りで20代のうちに貯金1000万円を超えたのは、大学生のときのバイトがあったからです。
私は大学生のときにアルバイトを初めてしました。
稼いだお金で欲しいものが買えて最高に楽しかったことを覚えています。
ただ、大学生の私はアルバイトが楽しくて、お金を稼ぐのも楽しかったのです。
そのため、支出よりも収入のほうが格段に多く、すごいペースでお金が貯まっていきました。
大学4回生になると実習、卒論、国家試験で忙しくなったので、稼ぐ金額は少なくなりましたが大学時代に150万円くらいは貯めました。
つまり、私は「20代で1000万円」というゲームをイージーモードで始めることができたのです。
実家暮らしがあったから貯金1000万円を超えた
正直いうと、実家暮らしがなかったら、20代で貯金1000万円は難しかったと思います。
私は作業療法士として就職してから、数年は実家暮らしをしていました。
当たり前のことですが、実家暮らしと一人暮らしではお金の余裕が違います。
「家賃が存在しない」というのは貯金生活に有利です。
そして、そのころの私はお金を貯めることに必死になっていました。
実家暮らしと本気になった私が合わさると、すごいスピードでお金が貯まっていきました。
つまり、私は「20代で1000万円」というゲームで経験値を2倍もらっていたのです。
関連記事:一人暮らしの家計簿を公開!20代男性が普通に生活した結果
20代で1000万円を超えた貯金方法
私は無駄な支出を節約して貯金1000万円を達成しました。
節約法といっても、難しいことは一切しておらず、私が意識したことは必要と不必要の分別です。
必要なことにだけお金を使って、不必要なことにお金を使わないと、自然とお金は貯まります。
以下より、20代で貯金1000万円を達成した節約法を紹介します。
格安スマホで通信料金を節約
格安スマホによる節約は、毎月の支出が大幅に安くなるので大事なことです。
私は以前まで大手キャリアのスマホを使っていて月額料金は7000円くらいでした。
現在は格安スマホを使って月額料金は2000円くらいです。
格安スマホにするだけで毎月5000円の節約ができます。
私の使っている格安スマホはSNS・ネットサーフィンをする分には問題ありません。
スマホに毎月7000~1万円を払っている人は、今すぐ格安スマホを検討したほうがいいと思います。
無駄な保険を見直して節約
保険の見直しによる節約効果は大きいです。
私は以前まで大手保険会社と契約して保険料は毎月1万円でした。
現在は都道府県民共済に入っており毎月の掛金は2000円くらいです。
保険を見直すだけで毎月8000円の節約ができます。
都道府県民共済は入院保障から死亡保障まで十分カバーされているうえ、大手保険会社と比べると料金が断然安いです。
20代の私には手厚い保障は必要ないので、最低限の保障があれば十分だと思っています(ただし、年齢、持病、家族構成などによって最適な保険は変わります)
私服のベースはユニクロで節約
私はユニクロをよく着ます。
- 多用するTシャツ
- 靴下などのインナー
- ちょっと使いのパーカーやアウター
- チノパンとジーンズ
私服のベースはユニクロでしか買いません。
また、ユニクロのセール期間でしか基本的に買いません。
チノパンだと1980円、パーカーだと1280円、Tシャツ380円みたいな感じで、私のなかに購入金額の基準があるのです。
ユニクロを有効活用することで、洋服代を大幅に節約することができます。
関連記事:私服がユニクロでもダサくない理由を解説
行きたくない誘いは基本的に行かない
友達からの誘いがあっても、自分が行きたくない場合は基本的に行きません。
自分が嫌だと思う付き合いは無駄な支出だと割り切って、お金の節約を優先するのです。
人によっては嫌味をいわれたり、誘われなくなったりしますが気にしません。
その人とはその程度の関係だったというわけです(誘ってくれる人は誘ってくれますし、まったく行かないわけではないですから)
人付き合いは大切ですが、すべての人付き合いに価値はありません。
読みたい本は①図書館で借りる②ブックオフで買う
私は読みたい本があれば
①図書館で借りる
②ブックオフオンラインで買う
この①→②のステップを徹底しています。
読みたい本があれば初めに図書館の蔵書を調べます。
図書館になかった場合や読んだ本が欲しくなった場合はブックオフオンラインで探して買います。
図書館だとタダで本が読めるのです。
ブックオフだと半額くらいで手に入るのです。
図書館とブックオフという段階を踏むことで大幅な節約ができます。
関連記事:本を買うのはもったいない?買う人と借りる人の意見を整理した
給料日に1ヶ月分の生活費を引き出してしまう
私は1ヶ月分の生活費を給料日に銀行から引き出して、それ以降はお金を引き出さずに生活します。
1ヶ月の食費、雑費、交際費などの生活費は大体想像できるはずです。
だから、先に引き出してやりくりしても、それほど困ることなく生活できます。
私の場合、給料の2分の1を生活費として1ヶ月過ごしてみて、翌月からできる範囲で徐々に減らしていきました。
最初から一切引き出さないというのも難しかったので、引き出す回数を少しずつ減らしていきました。
だた、ここまでしなくても管理できる人は管理できると思います。
これはクレジットカードなどのキャッシュレス決済を基本としている人には適用しない方法です
むしろ、クレジットカードなどキャッシュレス決済のほうが、ポイント付加されるのでより効率的かもしれません。
買い物に行くときは不必要なものを買わない
私が買い物に行くときは何かが必要なときだけです。
何が必要か、何を買うか、目的が決まった状態で買い物に行って、必要なもの以外は買いません。
ブラブラ買い物をすると、自分の物欲を満たすため、買い物カゴに適当なものを放り込んでしまいがち。
欲しくないものでも、店頭で実際に見たり、店員の言葉に乗せられると魅力的に思えるもの。
「ウインドウショッピングだけ!」と心に決めていても、お店に来たからには何か買わなければいけないと思ってしまいます。
買い物に行くといろいろな影響をうけるので、不必要なものを買いやすくなるのです。
無駄な買い物を節約するため、「これだけを買う!」と決めてから買い物には出かけましょう。
まとめ
私は20代で貯金1000万円を達成しましたが、その裏には我慢・忍耐がありました。
1000万円を貯めるために、買いたいもの・やりたいことを我慢してきたのは事実です。
「若いときはお金を貯めるのではなく、お金を使うほうがいい」との考えは一理あります。
しかし、私は1000万円を貯めたことに後悔していません。
なぜかというと、心に余裕ができて、さまざまなチャレンジができるようになったから。
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