投資信託のリスクは低い?実はそうでもない理由

投資信託のリスクは低いとはいえない投資の基本知識
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「投資信託はリスクが低いから初心者におすすめ!」という宣伝文句を使って、金融機関の営業マンは投資信託を売りつけます。

確かに、幅広く分散投資された投資信託のリスクはそれなりに低いと言えるでしょう。

しかし、「すべての投資信託のリスクは低い」と言い切ることはできません。

なぜなら、リスクのバカ高い投資信託が実際にあるからです

リスクの高い投資信託で資産を運用して、大切なお金を減らしている投資家はいます。

「投資信託はリスクが低い」という言葉をそのまま信じるのではなく、自分で調べてからお金を投資するべきです。

このページではリスクの高い投資信託とリスクの低い投資信託について解説します。

ひとつだけ間違いないのは、質のよい投資信託のリスクはそれなりに低いということ。

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投資信託のリスクは低いの?それとも高いの?

「投資信託はリスクが低いの?」という質問に対する答えは以下のとおりです。

・リスクの高い投資信託はある
・リスクの低い投資信託もある
・投資金額が大きくなると変動が大きくなる

これから投資信託を始めようと思っている人はリスクの取り扱いに気をつけてください。

投資信託は少額から投資することができるので、深く考えずに始めてしまうケースが多いのです。

これから紹介するポイントを意識できれば、投資信託を利用した資産運用で後悔することはないでしょう。

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リスクの高い投資信託を買うべきではない!

投資信託のなかにはリスクの高い商品があるので、他人から勧められるままに投資をするのはやめましょう。

リスクの高い投資信託としては

・ブルベア型の投資信託
・運用コストの高い投資信託

上記の2つが挙げられます。

投資初心者がリスクの高い投資信託に手を出しても良いことはないと思います。

ブルベア型の投資信託

ブルベア型の投資信託とは、より大きなリターンを目指して運用される商品です。

下図のような投資信託をブルベア型といいます。

ブル・ベア型の投資信託
運用方針部分に「3.7倍、4.3倍の投資成果を目指す」とありますが、これが「より大きなリターンを目指す」の意味です。

「より大きなリターンを目指すからいいんじゃないの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。

しかし、ブルベア型の投資信託の場合、より大きなリターンの裏に、より大きなリスクが隠れているのです。

ブルベア型の投資信託は上手く運用できれば、3.7倍や4.3倍のプラスになることがあります。

ただ、上手く運用できなかった場合、3.7倍や4.3倍のマイナスになることがあるのです。

簡単にいうと、3倍ブルの投資信託では、100万円が190万円になるかもしれないし、10万円になるかもしれないのです。

100万円が10万円になるなんて、リスクが高いと思いませんか。

投資初心者はリスクの高いブルベア型の投資信託を買うべきではないでしょう。

運用コストの高い投資信託

投資信託で良いリターンを得られない原因に運用コストの高さがあります。

投資信託の主な運用コストは「購入手数料」と「信託報酬」ですが、この2つのコストが高い投資信託は買うべきではありません。

なぜなら、投資信託への投資でどれだけ利益を上げても、それ以上のコストがかかってしまえば儲けにはならないから。

運用コストはあなたのリターンを目減りさせますし、場合によっては損失をさらに大きくします。

もし、あなたの投資信託の成績がマイナスだったら、運用コストの分だけマイナスが大きくなるのです。

運用コストの高い投資信託は、将来的な利益を減らすのでリスクが高いと言えるでしょう。

投資初心者は運用コストの低い投資信託を絶対に選ぶべきです。

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リスクの低い投資信託は資産形成におすすめ

リスクの高い投資信託ばかりではなく、リスクの低い投資信託もあります。

リスクの低い投資信託としては

・世界分散インデックスファンド
・債券インデックスファンド

上記の2つが挙げられます。

株式市場の雰囲気を感じるためにも、投資初心者はリスクの低い投資信託から始めるべきです。

世界分散インデックスファンド

世界分散インデックスファンドとは、世界の株式市場に分散投資している投資信託です。

世界に投資している投資信託とも言えるでしょう。

世界分散インデックスファンドは、日本、アメリカ、イギリスなどの先進国だけでなく、中国、ブラジル、インドなどの新興国や発展途上国も含めた全世界の株式に投資をしています。

投資格言に「卵はひとつのカゴに盛るな」という言葉がありますよね。

簡単にいうと

卵をひとつのカゴに盛っていると、カゴを落としたときにすべての卵が割れてしまうけど、卵を複数のカゴに分けて盛っていると、ひとつのカゴを落としても他のカゴの卵は救われる。

という感じです。

世界分散インデックスファンドは「卵はひとつのカゴに盛るな」を実現しているのです。

ひとつの株式に集中投資していたら、その株式が暴落したときにあなたの資産は壊滅します。

しかし、世界の株式に分散投資していたら、いくつかの株式が暴落しても、残りの株式があなたを守ってくれます。

分散投資は分散が大きければ大きいほど、リスクを下げる効果は高くなるので、世界への分散投資は最強のリスク対策なのです。

債券インデックスファンド

債券インデックスファンドとは、国債や社債などの債券に投資をする投資信託です。

債券は株式と比べてリスクが低い投資先とされています。

債券・不動産・株式のリスク比較

上図のとおり、債券は株式や不動産より低リスクに位置づけられているのです。

例えば、日本政府が発行している日本国債は、日本国が破綻しないかぎり元本が保証されているので、最も低リスクな金融商品といえるでしょう。

また、トヨタ、ソニー 日立などの大企業の社債であれば、債務不履行となる可能性は低いと考えられるので安心して投資できると思います。

債券インデックスファンドでは、低リスクな国債や社債を中心に投資をしているので、安心して資産形成ができるのです。

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投資金額が大きくなると投資信託のリスクは高くなる

どれだけ低リスクの投資信託であっても、投資金額が大きくなるとリスクは高くなります。

なぜかというと、どれだけリスクが低くても、投資金額が大きくなると変動する価格幅が自然と増えるから。

リスク5%の投資信託を例に挙げます。

リスク5%とは、1年間でプラス5%になることもあれば、反対にマイナス5%になることもあるということです。

あなたがリスク5%の投資信託に100万円を投資しているなら

・100万円×(1+0.05)=105万円
・100万円×(1-0.05)=95万円

元本が105万円になることもあれば、95万円になることもあり、その金額差は10万円です。

次に、あなたがリスク5%の投資信託に1000万円を投資しているなら

・1000万円×(1+0.05)=1050万円
・1000万円×(1-0.05)=950万円

元本が1050万円になることもあれば、950万円になることもあり、その金額差は100万円です。

100万円の投資と比べて、1000万円の投資では、プラスとマイナスの金額差が大きくなっているのがわかります。

これが「投資金額が大きくなると投資信託のリスクは高くなる」の意味です。

もし、数億円を運用するようになった場合

「今日はプラス1000万円」
「今日はマイナス2000万円」

という数字を毎日のように目にすることでしょう。

「投資信託はリスクが低い」という言葉を過信してはいけません。

低リスクでも投資金額が大きくなると、実際の運用金額におけるプラス・マイナスのばらつきは大きくなるのです。

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まとめ

投資初心者はリスクの高い投資信託(ブルベア型、高コスト)に手を出すべきではありません。

これから投資を始める方は、リスクの低い投資信託(世界分散・債券を含むインデックスファンド)を利用して、株式市場の雰囲気に慣れることが最優先です

「投資信託は安全な資産運用です」という営業マンの言葉に騙されてはいけません。

金融機関の営業マンはお金儲けのことしか考えていないので。

自分で勉強して、自分なりに考えて、投資信託と向き合うことで、リスクを抑えた安全な資産運用ができるのです。


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