【貧乏の定義と割合】日本人の7割が平均以下の貯蓄

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【貧乏の定義と割合】日本人の7割が平均以下の貯蓄お金の話

このページでは貧乏の定義と割合について紹介します。

この世の中に貧乏と言われて喜ぶ人はいません。

お金持ちと貧乏のどちらかを選ぶなら、絶対にお金持ちのほうがいいです。

貧乏で悩んでいる人は今からでも貧乏を抜け出すことはできます。

貧乏から抜け出すためには、まずは貧乏について理解するべきです。

自分は貧乏であるという現実を受け入れることで、考え方や思考が大きく広がり、お金持ちへの一歩が踏み出せるはず。

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貧乏の定義

最初にいっておきますが、貧乏の定義を決めることは難しいです。

【貧乏】
財産や収入が少なく,生活が苦しい・こと(さま)。

大辞林(三省堂)

辞書を調べても貧乏の定義は大ざっぱにしか書かれていません。

貧乏の定義はその人の価値観によるところが大きいので、詳細に定義づけすることは不可能なのです。

そのため、この記事では「給料」と「貯蓄」の統計データを用いて、貧乏の定義を個人的に決めたいと思います。

【貧乏の定義】
給料:18万8300円
年収:200~230万円
貯蓄:103万円

上記の貧乏の定義づけについて説明します。

「平成30年度 賃金構造基本統計調査」より、賃金統計データ(男性)を低い順から数えたとき、全体の10分の1番目に該当する者の賃金が18万8300円。

月給18万8300円をもとに年収を計算すると約220~250万円。

「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-」より、二人以上の世帯における貯蓄残高の中央値が1036万円であり、その10分の1の値が約103万円。

あくまで個人的な貧乏の定義づけであり参考程度にご覧ください。

ただ、統計データでは日本人の平均月給が33万7600円、平均貯蓄が1752万円と示されているので、上記の貧乏の定義はそれなりに当てはまると思っています。

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貧乏の割合

貧乏の割合を給料と貯蓄から見ていきます。

給料からみる貧乏の割合

「平成30年度 賃金構造基本統計調査」より平均給料は月33万7600円です。

では、平均以下の給料に該当する人がどのくらい分布するのか見てみます。

【賃金階級(男性)】

月給
10万~11万9900円0.2
12万~13万9900円0.8
14万~15万9900円2.3
16万~17万9900円4.3
18万~19万9900円6.0
20万~21万9900円7.5
22万~23万9900円8.1
24万~25万9900円8.1
26万~27万9900円7.5
28万~29万9900円6.6
30万~31万9900円6.2
32万~33万9900円5.3

およそ62.9%の人が平均給料(33万7600円)を下回るという結果です。

さらに、月給20万円以下の人が13.6%、月給26万円以下の人が37.3%となっています

全体的に月給20~28万円の割合が高くなっていますが、月給18万円以下の割合が7.6%もあることに驚きです。

貯蓄からみる貧乏の割合

「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)」より平均貯蓄は1752万円です。

では、平均以下の貯蓄に該当する人がどのくらい分布するのか見てみます。

【二人以上の世帯における貯蓄分布】

貯蓄残高
100万未満11.0
100万~200万未満5.7
200万~300万未満5.4
300万~400万未満5.6
400万~500万未満4.7
500万~600万未満4.3
600万~700万未満4.0
700万~800万未満3.3
800万~900万未満3.4
900万~1000万未満2.9
1000万~1200万未満6.0
1200万~1400万未満4.7
1400万~1600万未満4.2
1600万~1800万未満3.2

およそ68.4%の世帯が平均貯蓄(1752万円)を下回るという結果です。

さらに、貯蓄300万円以下の人が22.1%、貯蓄600万円以下の人が36.7%となっています

そして、全体をみると貯蓄の格差が大きいです。

貯蓄100万未満が11.0%
貯蓄1000~1400万が10.7%
貯蓄1400~1800万が7.4%

貯蓄100万未満の世帯と貯蓄1000~1400万の世帯が同じ割合であり、それだけ貧富の格差が大きいということです。

お金をもっている人は本当にもっていますが、お金をもっていない人は本当にもっていない。

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日本人は貧乏すぎる

貧乏な日本人は貧乏すぎるし、お金持ちな日本人はお金持ちすぎます。

日本の貧乏とお金持ちの格差は大きいのです。

【日本人の貯蓄割合】
貯蓄100万未満:11.0%
貯蓄4000万以上:11.1%

家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)

驚くことに貯蓄100万未満と貯蓄4000万以上は同じ割合なのです。

私の周りには貯金がなくて困っている人がたくさんいますが、それと同じくらいに裕福な生活をしている人がいるということ。

さらに、消費税や社会保険料の増加により、日本のサラリーマン・OLの給料は減っていきます。

サラリーマン・OLは税金が源泉徴収のかたちで給料から天引きされるので、節税の方法が極端に制限されます。

雇用者の給料は増えないのに、税金だけが増えると日本人の貧乏は加速するでしょう。

ただでさえ、貧乏な日本人が多すぎるのに税負担がさらに増えると、貧乏から抜け出すこともさらに難しくなります。

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貧乏は貧乏のまま

お金持ちにお金が集まるのは事実です。

お金持ちは権力を持っているので、お金持ちに有利な制度をつくることができます。

また、お金持ちが日本からいなくなると税収が激減するので、政府はお金持ちを優遇する政策をつくります。

そして、貧乏人は貧乏のままです。

中流階級は税金を源泉徴収されて貧乏になっていき、貧乏人はお金を生み出すことができず貧乏のままです。

貧乏な状態からお金をつくるのは簡単ではありません。

お金がないと生活で精一杯になり、行動の選択肢が制限され、お金儲けをすること自体が難しくなります。

貧乏に生まれてお金がなくても、インターネットやSNSのビジネスで稼ぐことはできますが、飛び抜けたセンスと斬新なアイディアが必要です。

1000万円くらいの資金があれば選択肢が広がって、いろいろなチャレンジができるでしょう。

貧乏のままが嫌ならお金をつくる必要があります。

平凡なサラリーマンがお金をつくる方法とは何でしょうか。

  • 貯金でお金を貯める
  • 転職で給料を上げる
  • 副業で副収入を得る
  • 株式投資でお金を増やす

貧乏を抜け出したいなら行動するしかありません。

貧乏な自分を受け入れて、お金持ちを目指して行動することで、今の環境を変えることができるはず。

副業と投資でお金をつくる

私は副業と投資でお金をつくっています。

私は病院のリハビリ職として働きながら月数万円の副収入を得ています。

副収入の内訳はブログとアルバイトです。

さらに、株式投資でお金を増やす努力もしています。

私がしている投資はインデックス投資です。

インデックス投資は100円から資産運用に挑戦できて、初心者でも高確率でお金を増やすことができます。

「そんなうまい話はない」「インデックス投資なんて怪しすぎる」と思う気持ちはわかります。

しかし、自分で何も調べずに、怪しいと片づけていたら何も変わりません。

貧乏から抜け出したいなら、一度でいいから自分で調べてください。

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まとめ

貧富の差は生まれたときからありますが、貧乏人が貧乏から抜け出すことは可能です。

日本人は貧乏すぎるのでお金持ちになることを諦めている人が多いと思います。

貧乏を受け入れることは大切ですが、お金持ちになることを諦めてはいけません。

貧乏から抜け出すために行動してください。

私は貧乏から抜け出すためにインデックス投資をしています。

作業療法士として働いて、病院から給料を貰いながら、インデックス投資でお金を増やしています。

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