【化粧品の嘘を解説】間違えられやすい5つのスキンケア

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化粧品の嘘を解説!間違えられやすいスキンケアスキンケア

このページでは間違えられやすい化粧品の5つの嘘を解説します。

今の時代は数えきれないほどの化粧品が並んでいますが、化粧品の嘘には注意してください。

化粧品を使うことに問題はないのですが、化粧品の嘘の情報が広まっていることは問題です。

スキンケアのウソに騙されて、間違った化粧品を使っている人はいます。

情報が溢れているネット社会において、化粧品の嘘に騙されないようにしましょう。

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コラーゲンを塗る意味はない

コラーゲン配合化粧品、コラーゲンドリンク、コラーゲンゼリーなど、コラーゲン関連の美容商品はたくさんあります。

「コラーゲンは肌に良い」「コラーゲンは肌をプルプルにする」というように、多くの人がコラーゲンは美肌効果があると思っているはず。

結論として、コラーゲンを摂取したからといって美肌になるとはかぎりません。

なぜかというと、自分の細胞で作られたコラーゲン以外はあまり意味がないからです。

コラーゲン入りの食品を食べても、コラーゲンはアミノ酸に分解されて吸収されます。

摂取したコラーゲンがそのままコラーゲンとして美肌に働くわけではありません。

コラーゲンは肌細胞と肌細胞をくっつけて肌の弾力を保持しますが、その働きをするのは自分の細胞で作られたコラーゲンだけです。

美肌に効果があるのは自分の細胞で作られたコラーゲンなので、美容商品のコラーゲンを食べても意味はありません。

ただ、摂取したコラーゲンが体内でアミノ酸に変わり、自分の細胞で作られるコラーゲンの材料になる可能性はありますが、コラーゲン入りの食品が美肌につながるとは言えないでしょう。

コラーゲン配合化粧品を肌に塗っても、浸透するのは肌の表面までです。

皮膚組織がコラーゲンを吸収することはできないので、コラーゲン配合の化粧水やクリームを塗っても意味はないです。

皮膚表面にあるコラーゲンは肌の保護として意味あるかもしれませんが、コラーゲンを塗っても肌の奥に浸透しないので美肌効果は薄いです。

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オーガニック化粧品は100%安心ではない

オーガニック化粧品とは「有機栽培で作った安心度の高い植物を主な原料とした化粧品」のことです。

「自然な成分構成で肌に優しいから」
「合成保存料が配合されてないから」
「無添加で安心して使えるから」

オーガニック化粧品にこだわりをもっている人は多いでしょう。

オーガニック化粧品は植物をそのままの形で使用することはなく、抽出・加工・精製などの工程を経て使用されます。

だから、オーガニック化粧品が絶対に安心なわけではありません。

敏感肌の人はオーガニック化粧品を使うことで、症状が悪化するかもしれないのです。

アトピー性皮膚炎の人は肌の状態が過敏でアレルギー反応を起こしやすいため、オーガニックといえど成分が刺激になる場合があります。

また、オーガニック化粧品は合成保存料が入っていないので、成分が変質しやすく使用には注意が必要です。

成分が変質したオーガニック化粧品を使うと肌に異常が生じる可能性はあります。

「オーガニック化粧品は100%安全」という神話にとらわれてはいけません。

使い方を間違えると、安全なオーガニック化粧品でも完璧ではないのです。

オーガニック化粧品は安心という思い込みで使うのではなく、「自分の肌に合っているか」という基準で化粧品を選ぶべき。

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コエンザイムQ10の美肌効果は疑問

コエンザイムQ10はアンチエイジング成分として大ブームになりました。

ブームのときはコエンザイムQ10入りの化粧品が飛ぶように売れました。

実はコエンザイムQ10に美肌効果があるかは疑問です。

なぜなら、コエンザイムQ10の美肌効果には科学的根拠がないから。

では、コエンザイムQ10とは何なのか?

コエンザイムQ10は体内で合成される物質であり、ミトコンドリアのエネルギー作りに深く関わっているのです。

  • コエンザイムQ10が減少すると、細胞はエネルギーを作れなくなり老化が加速する
  • コエンザイムQ10がたくさんあると代謝が上が
  • コエンザイムQ10によってミトコンドリアの働きが良くなれば細胞が活性化して若返る

上記のような宣伝文句がコエンザイムQ10と美肌をイメージづけたのです。

コエンザイムQ10が細胞やミトコンドリアを活性化させることを示す論文はないらしいです。

私はコエンザイムQ10を美肌効果と結びつけるような考え方には疑問を感じています。なぜなら素肌への効果に関しては、科学的な検証はなされていないからです。コエンザイムQ10が細胞やミトコンドリアを活性化させることを証明する有力な論文はありません。

引用:美肌のために必要なこと/北條元治
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ヒアルロン酸を塗っても意味はない

ヒアルロン酸は肌の水分維持に最も重要な役割を果たしている成分です。

ヒアルロン酸が多くあればあるほど、肌のみずみずしさは増します。

ただ、直接的にヒアルロン酸が肌の弾力をアップさせているわけではありません。

肌の弾力やハリの決め手はコラーゲンであり、ヒアルロン酸はコラーゲンをサポートしている程度にすぎません。

美容ケアにあるヒアルロン酸注射は、肌を活性化させているのではなく、単純に注入した部分を盛り上げているだけ。

ヒアルロン酸の保湿力は高いので、注射後は一時的にプルプル肌となるでしょう。

また、ヒアルロン酸を肌に塗っても、皮膚組織に浸透して、肌細胞を活性化させることはないです。

ヒアルロン酸の分子量は大きいので肌の奥まで浸透しません。

さらに、ヒアルロン酸を食品として摂取しても、体内で分解させるので直接的な効果は薄いです。

ヒアルロン酸を食べても、体内で分解されて栄養として吸収されるだけ。

化粧品の効果・効能は期待できない

高級化粧品には驚くような効果があると思っている人は多いでしょう。

「高級な化粧品の効果はすばらしい」
「有名ブランドの化粧品は効果抜群」

広く宣伝されている化粧品、芸能人が使っている化粧品などはすばらしい効能がうたわれています。

しかし、化粧品の場合は医薬品のような効果・効能は期待できません。

化粧品は「清潔にする」「きれいにする」「魅力を増す」といった程度で使用される商品です。

医薬品や医薬部外品ほどの効果・効能は化粧品にはありません。

高級化粧品にも驚くような効果・効能はないです。

化粧品で重度な皮膚疾患を完治するのは難しいでしょう。

化粧品に配合されている成分は、厚生労働省によって定められた方法で作られているので、人体への悪影響はかぎりなくゼロだと思います。

それと同時に、化粧品の効果・効能もかぎりなくゼロといえるのです。

まとめ

化粧品の数が増えれば増えるほど、化粧品の嘘も増えていきます。

化粧品が溢れている現代において、完璧に正しい知識だけを手に入れるのは難しいでしょう。

しかし、化粧品の嘘の情報で被害を受けるのはあなたです。

化粧品の嘘によって消えることのないダメージを負うかもしれません。

化粧品の間違った使い方で一生後悔するかもしれません。

適切なスキンケアを行うためにも、化粧品の正しい知識をアップデートしていくべきです。

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