このページでは「ハトムギ化粧水(ナチュリエ)」の成分と効果を解説します。
ハトムギ化粧水は男女ともにおすすめできる化粧水です。
ナチュリエのハトムギ化粧水はコストパフォーマンスが高く、男女年齢を問わずに使っていただけます。
「自分にあった化粧水が見つからない」
「どの化粧水を使えばいいのかわからない」
化粧水選びで悩んでいる方はハトムギ化粧水を試してください。
ハトムギ化粧水とは
いろいろなブランドからハトムギ化粧水が販売されていますが、一番有名なのは「ナチュリエ/ハトムギ化粧水」です。
ブランド名:ナチュリエ
名称:ハトムギ化粧水
定価:650円
容量:500ml
「ナチュリエ/ハトムギ化粧水」は最も売れているハトムギ化粧水といっても過言ではありません。
【ハトムギ化粧水の特徴1】
しっかりとした保湿力があり、角質層に水分を補給してくれる。肌の乾燥を改善し、潤いのある肌を取り戻す。
【ハトムギ化粧水の特徴2】
ベタつかないさっぱりした使用感で浸透力に優れており、重ねるほど肌になじむ化粧水。
【ハトムギ化粧水の特徴3】
毎日たっぷりと使える500mlサイズ。惜しみなく保湿することができるので心地良く効果的なスキンケアを実現。
【ハトムギ化粧水の特徴4】
安心して使えるシンプルな処方。香料や着色料など保湿に不要な成分は極力使わず、低刺激性で肌にやさしい。
「ナチュリエ/ハトムギ化粧水」はドラックストアで市販されています。
また、Amazon・楽天からでも購入することができるので使い勝手は素晴らしいです。
低価格なので学生、主婦、サラリーマン、OL、誰にでもおすすめできます。
ハトムギ化粧水の成分を解説
ハトムギ化粧水はシンプルな成分構成で不要な成分を極力使っていないことが強みです。
ハトムギ化粧水の成分は以下のとおり。
水、DPG、BG、グリセリン、ハトムギエキス、グリチルリチン酸2K、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン
化粧水の成分を見ても、ほとんどの人はわからないと思います。
「化粧品成分ガイド【第6版】」を参考にして、ハトムギ化粧水の成分を解説します。
成分 | 効果 |
水 | 化粧品に最も配合されている成分。肌へのうるおいの源であり、多くの原料の溶媒として利用されている。 |
DPG | グリセリンなどと同様の保湿成分。 |
BG | グリセリンなどと同様の保湿成分。グリセリンに比べてベタツキがないのが特長。 |
グリセリン | 吸水性が高く、保湿目的に幅広く配合されている。肌へのなじみを良くしたり、感触の調整としても便利な原料。 |
ハトムギエキス | 保湿効果、消炎効果を持っており、うるおいのある滑らかな肌を作る成分。 |
グリチルリチン酸2K | 抗炎症、抗アレルギー作用があり、ニキビや肌荒れのケアなどに効果がある。 |
(スチレン/アクリレーツ)コポリマー | 皮脂や汗で化粧品が崩れないための皮膜形成(フィルム形成)目的で幅広く使用。また、白濁した不透明な性質があり、不透明化剤として日焼け止め製品やスキンケア製品にも配合。 |
エタノール | 殺菌作用、清涼作用、肌の引き締め作用、防腐作用があり幅広い化粧水に使用されている。 |
クエン酸 | pH調整剤。化粧品のpHを安定させる。収れん効果もあり、肌のキメを整える。 |
クエン酸Na | pH調整剤。化粧品のpHを安定させる。沈殿防止効果、保湿効果もある。 |
メチルパラベン | 防腐剤として幅広く使用されている。安全性が高く、食品の保存料としても使用されている。 |
プロピルパラベン | 防腐剤として幅広く使用されている。安全性が高く、食品の保存料としても使用されている。 |
ハトムギ化粧水の成分を見ると、不要な成分は極力取り除かれている印象です。
さらに、「化粧品毒性判定事典」を参考にして、成分の刺激の強さを「○」「△」「●」「●●」で簡単に示します。
刺激の強さは「○< △< ● < ●●」とイメージしてください。
水 | 溶剤○ |
DPG | 保湿成分○ |
BG | 保湿成分○ |
グリセリン | 保湿成分○ |
ハトムギエキス | 保湿・消炎成分○ |
グリチルリチン酸2K | 抗炎症作用○ |
(スチレン/アクリレーツ)コポリマー | 合成ポリマー● |
エタノール | 殺菌・清涼作用△ |
クエン酸 | pH調整剤○ |
クエン酸Na | pH調整剤○ |
メチルパラベン | 防腐剤● |
プロピルパラベン | 防腐剤● |
pH調整剤や防腐剤は化粧水の性能を維持するために必要です。
化粧水の感触・使い心地を良くするためにポリマー剤も必要だと思います。
そして、ハトムギ化粧水は界面活性剤を使用していません。
すべての界面活性剤が肌に悪いとは言いませんが、「界面活性剤フリー」が肌に優しい(低刺激)のは間違いないです。
ハトムギ化粧水は保湿成分をしっかり取り入れながらも、必要最低限の成分でつくられていると思います。
ハトムギ化粧水の効果を解説
ハトムギ化粧水を実際に使ってみた感想を紹介します。
化粧水としての効果(保湿力)は十分です。
DPG、BG、グリセリンなどの成分は保湿力がバッチリですし、さまざまな化粧品に幅広く使われているので安全性は保障されています。
また、水のようにサラッとした感覚なので、使い心地はさっぱりとしており、ベタつきや不快感は全くありません。
使用感がいいので顔だけでなく全身にも使うことができます。
さらに、ハトムギ化粧水は低価格・大容量なので、惜しむことなく使えて嬉しいです。
「化粧水を使いすぎたら、すぐになくなってしまう」と気にする必要がないので、肌がしっかりと保湿されるまで重ねづけできます。
ハトムギ化粧水は保湿効果・低刺激・大容量の強みをもっており、誰にでもおすすめできる化粧水です。
ハトムギ化粧水のパックはおすすめ
ハトムギ化粧水の使い方として、ローションパックを活用すると効果的です。
コットンやフェイスマスクにハトムギ化粧水をたっぷり含ませて、約3分間パックすると角質水分量がさらに高まります。
あなたが普段から使っているコットン・フェイスマスクでもいいですし、ハトムギ化粧水用で新たに購入してもいいと思います。
ただ、コットン・フェイスマスクを選ぶときの注意として、①肌の刺激にならないもの、②余計な成分が入っていないものを意識してください。
そして、ハトムギ化粧水のパックはコットン・フェイスマスクがヒタヒタになるくらいまで化粧水を浸透させましょう。
ハトムギ化粧水は大容量なので惜しみなく使うのがポイントです。
ハトムギ化粧水は全身に使える
ナチュリエHPにも書いてありますが、ハトムギ化粧水は顔だけでなくは全身に使うことができます。
首のシワ、肘の黒ずみ、背中のブツブツ、膝の黒ずみには保湿が効果的なので、大容量で惜しみなく使えるハトムギ化粧水は全身ケアにおすすめです。
さらに、日焼け後のケアにもハトムギ化粧水は使えます。
日焼け後の肌は炎症している状態であり、早急な保湿・水分補給が必要です。
肌の状態を整えることで日焼けのダメージを最小限に抑えることができ、首の裏・腕・背中など全身の日焼けケアにハトムギ化粧水は最適でしょう。
また、ハトムギ化粧水を冷蔵庫で冷やしておくと、火照った肌を冷却することができるので、入浴後や日焼け後などのケアにもおすすめです。
ハトムギ化粧水は男も使える
ハトムギ化粧水は女性だけでなく、男性にもおすすめできる化粧水です。
むしろ、男性のほうがハトムギ化粧水を使うべきだと思います。
- スキンケアにお金をかけない男性向き
- 大容量だから身体の大きい男性向き
- 男性のスキンケアはシンプル保湿で十分
「ナチュリエ/ハトムギ化粧水」は無香料・無着色・低刺激性・オイルフリー・界面活性剤フリーだから子供にも使えます。
肌荒れの少ない男性であればハトムギ化粧水だけで十分でしょう。
男性はスキンケアにお金をかけることを嫌うので、コストパフォーマンスの高いハトムギ化粧水は最適です。
ハトムギ化粧水は敏感肌には合わないかも
ハトムギ化粧水は低刺激を目指して作られていますが、肌質・肌の状態は人によってさまざまです。
ハトムギ化粧水が肌に合わない可能性もあるので、肌の状態が悪化したり、肌荒れが出現したりする場合はすぐに使用を中止してください。
私は「ナチュリエ/ハトムギ化粧水」を最初に使ったとき、ヒリヒリした感じが少しありました。
おそらくですが、エタノールが刺激になっていたのだと思います。
正常な肌にとって、エタノールは大した刺激ではありません。
しかし、敏感肌でなおかつ肌が弱っていた私にとって、エタノールの殺菌・清涼作用は刺激だったのです。
今では肌の状態が改善したので、エタノールを顔に塗っても問題ありません。
どんな化粧品でも絶対に安全とは言えないため、新しい化粧品を試すときは少しずつ使用するといいでしょう。
そして、皮膚疾患・アレルギーなど、ハトムギ化粧水が肌に合わない人はいるので、異常があれば皮膚科を受診するべきです。
洗顔後の保湿はハトムギ化粧水だけで十分
ほとんどの人にとって、洗顔後の保湿はハトムギ化粧水だけで十分だと思います。
皮膚には天然の保湿成分(皮脂・天然保湿因子)があり、これらが過不足なく存在すれば美肌を維持できます。
赤ちゃん・子供の肌が余計な化粧品を使用しなくてもキレイなように、人間の肌には自分でキレイになる力があるのです。
現代人は「洗いすぎ」によって、肌の皮脂を取り除き、肌を傷つけて、余計な化粧品で肌を覆っています。
肌の洗いすぎを改善して、皮膚にある天然の保湿成分(皮脂・天然保湿因子)と上手く付き合っていけば、最低限のスキンケアで美肌を維持できるでしょう。
私の理想としては「ハトムギ化粧水と椿油だけで1年間を乗り切る」ことです。
夏はハトムギ化粧水だけで保湿し、冬はハトムギ化粧水と椿油で保護し、最低限のスキンケアだけで美肌を目指したい。
「化粧品で肌の状態を維持する」のではなく、「肌本来の力で美肌を維持する」ために、余計な化粧品を少しずつ減らしていく努力が必要です。
そして、シンプルな成分で構成されている「ナチュリエ/ハトムギ化粧水」は、私の理想とする最低限のスキンケアに最適だと思うのです。
まとめ
ハトムギ化粧水を試してみようと思っている方はナチュリエの化粧水をおすすめします。
現在の私のスキンケアはいくつかの商品を併用していますが、将来的にはハトムギ化粧水だけで済ませたいです。
ただ、肌の性質は人によってさまざまなので、自分なりの化粧品の組み合わせを見つけてください。
「ヒルドイドの市販薬」や「セラミド化粧水」など、素晴らしいスキンケア商品は他にもあります。
「私の肌は私の肌」であり、「あなたの肌はあなたの肌」なので、試行錯誤しながら自分なりの美肌を目指しましょう。
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