このページでは男性理学療法士のおすすめの髪型を紹介します。
病院に勤務している現役セラピストが以下について解説するので参考にしてください。
- 理学療法士のおすすめの髪型
- 理学療法士の髪型ランキング
- 理学療法士の髪色
- 理学療法士の実習生の髪型
髪型によって相手に与える印象は大きく変わるので、リハビリ専門職は気をつけなければいけません。
患者さんは理学療法士や作業療法士の髪型を意外と見ていますし、「あのみっともない髪型はどうにかならないの」とクレームを言う方もいらっしゃるので。
【おすすめ】男性理学療法士の髪型
現役セラピストがおすすめする男性理学療法士の髪型は黒髪ショートです。
黒髪ショートは患者さんからの評判が良く、他職種や外部関係者にも好印象を与えます。
リハビリ専門職に必要な「清潔感」「爽やかさ」「真面目さ」を印象付けるのは黒髪ショートです。
髪型について患者さん・上司から受ける指摘は以下のとおり。
- 男性の長髪は不潔感がある
- 髪の毛が耳にかかっているとNG
- 前髪が目にかかっているとうっとうしい
- 髪を染めている男性はチャラチャラしている
病院で働いていて、髪型について偏見のような指摘を受けることは実際にあります。
しかし、患者さん・上司からの指摘を受け流すことはできませんし、サラリーマンとして対応しないわけにはいきません。
黒髪ショートは無難な髪型なので、患者さん・上司から怒られることはありませんし、髪型に悩んでいる人にはおすすめです。
また、仕事以外のプライベートでも黒髪ショートは活用しやすいと思います。
黒髪であればどんな服装にも合いますし、ショートヘアであればアレンジも十分にできます。
理学療法士の髪型ランキング(男性)
私の病院に勤務している理学療法士の髪型ランキングを紹介します。
どんなヘアースタイルの理学療法士が多いのか、現場の声を参考にしてください。
【1位】黒髪ショート
1番目に多いのが黒髪ショートの理学療法士です。
ほとんどのPTは無難な髪型を選択しており、年齢的にいうと30代のPTは7割が黒髪ショートです。
20代、40代のPTも黒髪ショートを選択していますが、30代ほどの割合で多くはありません。
黒髪ショートであれば間違いないということです。
【2位】黒髪ベリーショート
2番目に多いのが黒髪ベリーショートの理学療法士です。
黒髪ベリーショートは20代前半と40代後半~50代のPTに多いのですが、全年代が幅広く選択しています。
ちなみに、患者さんからの評価が一番良いのは黒髪ベリーショートです。
ただ、黒髪ベリーショートは①似合う人と似合わない人が分かれやすい、②髪が短いのでアレンジしにくいといった理由から遠ざける人もいます。
特に髪が薄くなり始めているPTは黒髪ベリーショートを敬遠します。
【3位】坊主・スキンヘッド
3番目に多いのが坊主・スキンヘッドの理学療法士です。
40代後半~50代のPTに多いのですが、意外なことに30代にも数名ほどいます。
坊主・スキンヘッドを選ぶPT全員が薄毛に悩んでいるパターンです。
男性として薄毛に悩む気持ちはわかりますし、誰でもいつかは通る道なので仕方ありません。
髪の毛がスカスカになってきたら、思い切って頭を丸めたほうが見た目は良いということです。
【4位】茶髪ショート
4番目に多いのが茶髪ショートの理学療法士です。
茶髪といっても「暗めの茶髪」です。
20代後半のPTに多く、仕事・職場に慣れてきた世代が選択しています。
新人が茶髪ショートを選ぶことはありえませんが、中堅くらいの立場になると許されることがあります。
勤続5~6年くらいになって仕事と職場に慣れてきたPTが、オシャレのために茶髪ショートにすることは多いです。
ただ、個人の判断で茶髪にするのではなく、上司に確認してからするべきでしょう。
理学療法士の髪色は茶髪でもOKなのか
男性理学療法士の髪型は茶髪でもOKですが、厳密にいうと可否は勤務先によるところが大きいです。
勤務先がOKを出せば茶髪でもOKです。
私の病院では実際に茶髪の男性理学療法士がいますし、業務上で特別な問題が生じることはありません。
しかし、「暗い茶髪」「黒に近い茶色」に限定されており、明るすぎる髪色はシンプルに怒られます。
リハビリ職は患者さん家族や福祉用具業者と接する機会が多く、明るすぎる髪型が病院のイメージに悪影響を与えるかもしれないから。
また、明るすぎる髪型は研修会やセミナーなどで悪目立ちする可能性があり、病院の肩書を背負っている以上は気を遣う必要があります。
髪色でその人の気質を決めつけるのはいけませんが、日本の職業的文化から仕方がありません。
リハビリ専門職といえどサラリーマンなので、茶髪にする前には上司に話を通すべきです。
ちなみにですが、茶髪男子は患者さんからの評判があまり良くありません。
70~90代の方々からすれば、男が髪を染めるのはみっともないそうです。
男性理学療法士の方は70~90代の患者さんに「髪の毛を茶髪にしようと思う」と相談してみてください。
ほとんどの70~90代の患者さんが「黒髪のほうがいい」と助言するはずです。
理学療法士の実習生の髪型は黒髪
理学療法士の実習生の髪型は黒髪が鉄則です。
理学療法士だけでなく作業療法士と言語聴覚士の実習生も原則は黒髪です。
養成校の先生から実習前に黒色に染めるように言われますし、私の大学でも金髪の学生は黒色に染めていました。
男子だけでなく女子も黒色に染めるので、実習後の症例発表の場では全員が黒髪です。
男子の場合は黒髪ショートか黒髪ベリーショートで、前髪が目にかからないしておくと好印象でしょう。
男子の長い前髪は暗い印象を与えるので快く思わないバイザーはいます。
女子の場合はショートヘアかポニーテールが好ましいです。
実習生がロングヘアをそのまま流すのはありえないので、ヘアゴムでしっかりと髪をまとめましょう。
まとめ
髪型が第一印象を左右するといっても過言ではないので、男性理学療法士は日頃から整えておきましょう。
男性理学療法士におすすめの髪型は黒髪ショートです。
リハビリ専門職は接客業でもあるので、社会一般の常識と同じように落ち着いた黒髪で仕事するべきです。
理学療法士が茶髪にするのが絶対に悪いわけではありませんが、茶髪にする前には上司に相談してください。
茶髪の理学療法士は実際にいますし、交渉次第ではオシャレな髪型にも挑戦できます。
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