このページではストレスによる肌荒れを気をつけるべき理由を紹介します。
現代のストレス社会において、肌荒れとストレスの悪循環に陥っている人は多いはず。
特に男性のほうがストレスによる肌荒れを気をつけるべきです。
ストレスによる肌荒れを予防すれば、さまざまなメリットがあります。
肌荒れに悩んでいる男性はストレスを取り除くことが第一歩です。
ストレスが原因となって肌荒れを引き起こす
ストレスが肌に与える悪影響はいくつかあります。
- 強いストレスを受けると、体内のストレスホルモン(コルチゾール)が増加して、フィラグリン(皮膚バリア維持に欠かせない成分)が減少する
- 過度なストレスを受け続けると、ホルモンバランスが崩れたり、自律神経が乱れたりして、血液循環の悪化や皮脂の増加が引き起こされる
自律神経には交感神経と副交感神経があり、2つの神経がバランスよく働くことで、肌の健康を維持しているのです。
肌細胞は神経細胞の一種であり、強いストレスで肌細胞の働きが弱くなると、肌表面の形が崩れて角質層のバリア機能が弱くなります。
統計的にも、ストレス値が高い人ほどシワ・シミが多いそうです。
ストレスが肌荒れの1つの原因であることは間違いありません。
男性がストレスによる肌荒れを気をつけるべき理由
男性こそがストレスによる肌荒れを気をつけるべきだと思います。
理由は2つあり、①男性の肌荒れは悪化しやすいから、②肌荒れは仕事にマイナスとなるからです。
以下より、説明します。
男性の肌荒れは悪化しやすい
男性は肌荒れの対処が遅くて、なおかつ悪循環に陥りやすいので、肌荒れが悪化しやすいです。
スキンケアに力を入れていない男性は多いですし、男は肌荒れなんか気にしないという考えを持っている人もいます。
ストレスで肌が荒れても、大半の男性は特別な対処をしないため、肌荒れが悪化していくのです。
スキンケアを大切にしている女性のほうが、ストレスで肌荒れたときの被害を最小限にできます。
さらに、ストレスを感じている男性は悪循環に陥りやすいです。
- 暴飲暴食
- 飲酒量が増える
- タバコ量が増える
ストレスで飲酒・タバコが増えて、肌の状態が悪くなっていく男性は容易に想像できます。
ストレス発散するために暴飲暴食をして、肌の健康を犠牲にしている男性は多いです。
ストレスから始まった悪循環で、生活が乱れていくのはどちらかといえば男性だと思います。
肌荒れは仕事にマイナスとなる
「肌が荒れていても仕事には関係ない」と主張する男性はいるでしょう。
しかし、肌荒れは仕事にマイナスの影響を与えるのです。
なぜかというと、人間は「見た目が良い=全体的に優れている」という印象を無意識のうちに持ってしまうから。
ある調査によると、イケメンの政治家は、そうでない政治家の2.5倍の票を獲得するらしいです。
ある研究では、採用面接において身だしなみの良さが、採用決定に大きな影響を与えるとのこと。
「人は見た目が9割」という本がありますが、人間は無意識のうちに見た目から大きな影響を受けています。
肌荒れと作業能力は関係ないと思いながらも、無意識のうちに「肌荒れ=マイナス」という評価をしてしまうのです。
肌荒れをしていると、営業先の人は無意識のうちに注文を断るかもしれません。
肌荒れをしていると、新しい仕事相手は無意識のうちに悪い印象を持つかもしれません。
肌荒れが仕事に与える影響を軽視しないほうがいいと思います。
ストレスによる肌荒れの治し方
ストレスによる肌荒れを治すためには、ストレス解消法を身につけるのが一番です。
- カラオケ
- サウナ
- ランニング
- スポーツ
- 筋トレ
- 音楽
- 映画
- 漫画
- 旅行
ストレスが限界にきたとき、肌荒れが深刻になったとき、自分を救うためにもストレス解消法をいくつか持っておくことは大切です。
エステやマッサージなどは、普段の生活から離れた空間で身体を癒すことができるので、ストレス解消に良いかもしれません。
気分転換に外出したり、身体を動かして汗をかいたり、アクティブに行動するのがストレス解消になる人もいるでしょう。
漫画を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたり、家で1人の時間を過ごすのがストレス解消になる人もいます。
肌荒れだけでなく、病気の予防のためにもストレスをためないようにしましょう。
生きていくうえでストレスは避けられないもの
ストレスをまったく感じずに生きていくことは不可能です。
幼稚園、保育園、学校、仕事など、人間が成長していく過程でストレスはたくさんあります。
- 他人と上手く付き合えない
- 就職が決まらない
- 仕事のプレッシャーが大きい
- 人の視線が気になる
生きていくうえでストレスを避けられないからこそ、ストレスと上手く付き合っていく必要があるのです。
自分からストレスに立ち向かい、ストレスをひとつずつ解消していくしかありません。
また、ストレスを抱えているのは自分ひとりではないと考えることで、少しは気持ちが楽になると思います。
誰もがストレスを抱えているはずですし、ストレスによる肌荒れに悩んでいる人はたくさんいます。
今の時代はSNSによってたくさんの人と交流できるので、ストレスによる肌荒れの悩みを共有してもいいでしょう。
同じ肌荒れの悩みをもっている人との何気ないやり取りが、あなたの美肌の第一歩になるかもしれません。
ストレスと肌荒れの悪循環に入ってしまうと危険
「肌荒れがストレスとなって、さらに肌荒れが悪化する」というケースは多いと思います。
ストレスと肌荒れの悪循環に入ってしまうと、毎日の生活が嫌になって生活の質が下がるでしょう。
肌荒れが気になる➡人の目がストレス➡学校・仕事に行きたくない➡学校・仕事に行かないといけない➡さらにストレスがたまる➡肌荒れが悪化
肌荒れが気になる➡鏡ばかり見てしまう➡外出するのが憂うつ➡外出するたびにストレスがたまる➡肌荒れが悪化
ストレスと肌荒れでネガティブ思考になってしまうのは危険です。
「肌荒れが先か、ストレスが先か」はわかりませんが、悩みをひとりで抱えこまないようにしましょう。
両親でもいいし、きょうだいでもいいし、友達でもいいので、誰かに悩みを相談するべきです。
身近な人に相談しにくいのであれば、皮膚科を受診するのもひとつの手です。
私は肌荒れが限界になったとき、皮膚科を受診したのですが、皮膚科の先生が親身になって話を聞いてくれて気持ちが楽になりました。
専門家に肌荒れの悩みを聞いてもらうと、心が落ち着くうえに適切なアドバイスをもらえるのでおすすめです。
男性もストレスに負けない肌作りを心がける
肌が弱っている状態だとストレスの影響を受けやすく、少しのストレスで肌荒れが起きてしまいます。
日頃からスキンケアを行って、ストレスに負けない肌をつくる努力をしましょう。
肌はさまざまなストレスにさらされています。
- 外的ストレス(大気の乾燥、空気中のほこり、風)
- 内的ストレス(生活習慣の乱れ、人間関係、プレッシャー)
肌荒れを予防するためにも、外的ストレスと内的ストレスに負けない肌作りが必要なのです。
ストレスに負けない肌を作るには洗顔と保湿が重要です。
洗顔では、①皮膚に刺激を与えない、②皮脂を取り除きすぎないことを心がけましょう。
洗いすぎは余分な皮脂まで取り除いてしまうので良くありません。
保湿では肌本来の機能を活かすためにも、無駄な保湿を避けることが大切です。
肌には自分の肌の状態を綺麗に保とうとする力が備わっています(保護膜である「皮脂」の生成、角層のターンオーバー促進)
保湿のしすぎは肌本来の機能を妨げるので、最低限の保湿を心がけましょう。
適度な洗顔と保湿を継続することで、ストレスに負けない肌をつくることはできます。
まとめ
ストレスによる肌荒れは深刻な悩みであり、ひとりで抱えこんでしまいがちです。
肌荒れが気になって毎日の生活が憂うつになっている人はいます。
肌荒れが気になって顔を触りすぎる人、マスクが手放せない人はいます。
しかし、ストレスによる肌荒れは改善することができます。
- 自分なりのストレス解消法
- 適度な洗顔と保湿
人間の肌は生まれ変わる機能を備えているので、良い方向に進むことは必ずできます。
コメント