医師の平均給料はいくら？手取り・ボーナス・年代別金額を紹介

このページでは【令和最新版】医師の給料事情を紹介します。

医師の給料は医療業界のトップであり、誰もが知っている高給取りです。

医師の給料について以下の情報をまとめています。

• 平均給料
• 経験年数別の給料
• 年代別の給料
• 平均ボーナス
• 手取り給料

最新の情報なので医師の給料が知りたい方はぜひご覧ください。

医師の平均月給

医師の平均月給は以下のとおり。

月給80万5500円は医療・福祉業界では高いですが、医師の仕事量を考えたら低いと思います。

当直、残業、カンファレンス、訪問診療、手術など、医師の仕事は他の医療・福祉職と比べ物にならないほど過酷です。

拘束時間の割に給料が低いと感じている医師は多いでしょう。

情報として医師（全体）の平均月給の推移も紹介します。

• 平成30年　78万1200円
• 平成29年　84万9000円
• 平成28年　85万8900円
• 平成27年　76万9200円
• 平成26年　79万5000円
• 平成25年　75万3200円
• 平成24年　78万9300円

（過去の賃金構造基本統計調査より抜粋）

月給の推移を見ても、医師の給料水準は低すぎます。

医師不足を解決するためには「報酬・給料」と「仕事の質」のバランスが大切です。

医師の経験年数別の給料

医師の経験年数別の平均給料は以下のとおり。

新人とベテランでは倍以上の給料差があります。

新人は給料が少ないうえに、先輩にこき使われるので大変でしょう。

経験年数が増えるほど開業医の割合も増えるのでベテラン医師の給料は高水準です。

医師の年代別の給料

医師の年代別給料は以下のとおり。

医師の給料の最大は、男性で139万4500円（60～64歳）、女性で131万4600円（50～54歳）です。

給料の最低は、男性で34万4800円（20～24歳）、女性で31万1700円（20～24歳）となっています。

20代は研修医時代の給料を含んでいるので少し低くなっています。

医師の場合、2年以上の臨床研修が義務付けられており、研修を終えるまでは研修医として低い給料で頑張らなくてはいけません。

30代後半になると医師全体の平均給料（80万円）を超えていき、60代まで給料をどんどん上げていきます。

60～70歳代でも100万円以上を稼ぎ続ける医師は強いですし、将来安泰といって間違いないでしょう。

医師の平均ボーナス

医師の平均ボーナスは以下のとおり。

統計データなので信頼性は疑わしいですが、医師の平均ボーナスが72万円は少なすぎます。

ピンからキリまであると思いますが、知り合いの中小企業サラリーマンがボーナス100万円なので余計に低いと感じました。

全体平均を比べたとき、放射線技師のボーナスが医師より高いのは驚きです。

関連記事：放射線技師の平均給料・手取り・ボーナス・年代別金額を紹介

医師の手取り月給

およそですが、額面の約80%が手取りと言われています。

医師（全体）の平均月給80万5500円から計算すると

805500×0.8＝644400

医師の手取り月給：約64万4400円

さらに、手取り月給から年収を計算すると

644400×12＋772300=8505100

医師の手取り年収：約850万5100円

残業手当、当直手当、休日手当などがつくと、年収1000万円は超えるのではないでしょうか。

しかし、あくまで平均なので、平均より高い給料の医師もいれば、平均より低い給料の医師もいます。

ネットを見ると、取り33万円の医師もいるという情報がありました。

真意のほどはわかりませんが、医師で手取り33万円はあまりにも低すぎますし、下手すれば看護師長クラスに負けているかもしれません。

医師の仕事はブラック企業並み

医師のブラック勤務がわかるニュースが毎日新聞に載っていました。

高齢化と医師不足で犠牲になるのは現場の医師です。

月に残業300時間してまで年収1000万円は欲しくありません。

過酷な労働をこなしても給料が上がらないなら、私の場合は迷わず転職するでしょう。

「もうダメだ・・」と感じたらすぐに辞めるべきです。

医師の給料に不満を感じた方へ

医師の給料の不満を解消するためにはどうすればいいのか。

それは転職と投資です。

簡単なアドバイスですが実践できる人は少ないでしょう。

転職する

医師の仕事に限界がきたなら今すぐ転職しましょう。

• 今の職場がきつすぎる
• サービス残業で身体がもたない
• 仕事量と給料が割に合わない

都合を考えて職場を辞めれない人はいますが、悩んでいる時間がもったいないです。

医療・福祉の仕事は患者第一であり、責任感をもって取り組む必要はありますが、自分の生活を犠牲にしてまで頑張らないといけない仕事はこの世にありません。

辞めたいと思ったら辞めてもいいのです。

転職したいと思ったら転職していいのです。

株式投資をする

給料に不満があるのなら、自分のお金を使ってお金を増やしたらいいのです。

私は作業療法士の仕事をしながらインデックス投資でお金を増やしています。

SNSを見ていると投資をしている医師は多いのですが、全体でいうとまだまだ少ないでしょう。

• 株式投資をしている暇がない
• 仕事が忙しくて気力がない
• 失敗するのが怖い

投資に対してネガティブが先行してしまう医師は多いと思います。

今の時代は仕事をしながら、インデックス投資でお金を増やしていけるのです。

給料だけに頼っていたら、医師と言えども苦労するかもしれません。

関連記事：リハビリ専門職の投資成績を公開

まとめ

私は統計データをみて、医師の給料は少ないと思いました。

医師の仕事量を考えたとき、現在の給料水準では割りに合わないと思ってしまいます。

しかし、医師の給料はさらに悪化するかもしれません。

高齢者の減少、日本人口の減少、診療報酬の削減などにより、医師の給料事情が苦しくなる可能性はあります。

将来への対策として、転職活動と投資を始めるのはどうですか？

他の職種の給料もまとめているので気になる方はぜひご覧ください。

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